活動内容

　昨年１１月に応募していた第１５回「日本水大賞」の結果が発表されました。私たち環境科学研究部が２５年以上続けてきた「芦田川における希少淡水魚類を中心にすえた自然保護活動」は、１８５件の個人・学校・行政・企業からの応募の中で、なんと「文部科学大臣賞」を受賞することになりました。
　新入生をクラブに勧誘するための練習をとりあえず中断して、全員そろっていないまま記念写真と、希少淡水魚類飼育繁殖室のようすの写真を撮っておくことにしました。

参加者のようす

　応募した後、全応募者の活動テーマをＨＰで確認しました。学校関係だけでも３６件あり、テーマを見ただけで、どの活動もすごいなあとみんなで話し合っていたこともあって、自分たちが受賞することは「ありえない」と思っていました。みんな本当に驚いていました。
　まったく実感がわかないまま、新入生をクラブに引きずり込むための練習にも力が入らなくなりました。
　

感想・気づいたこと・考えたこと

１．長年続けてきた活動が、少しずついろいろな成果となって表れてきたことは、手放しで嬉しく思いました。
２．受賞は、何も分からないところから手探りで始めた諸先輩部員たちの活動の積み重ねの結果であって、今の部員たち、そして今の活動そのものが特に優れている訳ではないことを、しっかり認識しながら活動していかなければならないと思いました。
３．学校応募の中にも、東日本大震災からの自然の復興に関わる活動なども含まれていることを知り、私たちが受賞していいのかと少し複雑な気持ちになりました。

その他

　授賞式は、７月２日に行われます。