活動レポート

活動レポート

自然科学 個人研究活動スタート!

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2012年12月15日

実施場所:

盈進中学校情報教室

参加メンバー&サポーター数:

15人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

 毎年恒例の「個人研究」が始まりました。野外活動が難しい冬の時期を利用して、それぞれが調べたいテーマで、観察や実験・ちょっとした発明を研究し、3学期にパワーポイントを使って発表をしていきます。
 テーマは、自然科学分野であれば何でもOK。ただし、感覚的な判断や個人の好みにもとずくものではなく、だれもがはっきりと納得できるような数値化や映像化を必要とします。
 中学1年部員は初体験です。先輩たちの指導を受けながら進めていきました。

参加者のようす

 それぞれパソコンに向かい、家で調べてきたテーマを、サポーターがあらかじめ用意しておいたパワーポイントの「基本フォーム」に打ち込んでいきます。テーマ・目的・仮説・準備物・方法・実験観察のようす・結果・考察・結論・課題・反省・謝辞の順に作成していけば自然と研究がまとまるようにしています。
 さっそく1年部員が「楽しい魚とりの方法」というテーマで作成を始め、「そんなん、楽しいかどうかどうやって数量化するんな!」と先輩女子部員に突っ込まれていました。
 サポーターがいたずらで1年部員のフォームに入れていたふざけたテーマだったため、本人はきょとんとしていました。
 すまん、すまん。

感想・気づいたこと・考えたこと

1.自然体験から学ぶことは本当にたくさんあります。感性を磨いていくのも自然体験ぬきでは考えられません。生態系の中の生き物たちとじかに触れ合わなければ、ただの理屈屋さんになってしまいます。
2.ただ、いくら感性が磨かれても、感情的に伝えるだけでは自然保護の思いは広がらないことは痛いほど味わってきました。きちんと「正確な情報として整理する方法」を身につけておかなければ、いろんな人に納得してもらうことはできないと思っています。
3.冬は、自然保護活動を停止する時期ではなく、活動をしっかり整理・分析していく力をつけていく時期だと考えています。

その他

 部員たちが年々成長してくれるため、サポーターは結構ひまです。研究発表会のときの評価採点用紙と賞状の準備をしておけばいいだけです。評価は基本的に部員・観客(校長先生など偉い方々や保護者・友人たちなど)全員でします。
 ちなみに昨年の最優秀賞は「エコ掃除術に関する実験と考察」、一昨年は「茶柱に関する実験と考察」でした。今年も楽しみです。

盈進中学校のみんなは今個人研究のまとめをしているのですね。
どんな発表ができるのかな。
観察や実験して得られたものを時間をかけて整理、考察してまとめ、成果を発表するのは自分にとっても周りの人たちにとっても意義のあることですね。先輩たちがパワーポイントで作成フォームを用意してくれているなんてすばらしいですね。
先輩に仕掛けられたいたずらに対してもじっくり考えて先輩をぎゃふんと言わせられるような結果が出せると面白いのだけど。
「楽しい魚とりの方法」も自分にとってまた人々にとって「面白い」とはどんなことかを考え、それを「魚とり」と結びつけて考えられませんか。
ゲーム化や競争の要素を加えたりしてみてはどうでしょうか。どんなテーマでも一生懸命取り組めばびっくりするような結果が得られると思いますよ。
発表会では過去の研究発表に負けない素晴らしい成果を期待しています。
エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

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