活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年08月06日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流の統合井堰の上流側と下流側で調査をしました。1時間30分で、オイカワの幼魚~成魚約210匹、ミナミメダカの成魚8匹、ドジョウの幼魚6匹、カマツカの幼魚2匹、オオクチバスの幼魚1匹、アカミミガメの成体1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約200匹、モクズガニの幼体1匹、コガムシの成虫6匹、ヒメガムシの成虫10匹、マメガムシの成虫3匹、キイロヒラタガムシの成虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫約40匹、シロタニガワカゲロウの幼虫7匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫1匹が捕れました。オオクチバスとアカミミガメは駆除をしてアクアリウムのナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。

参加者のようす

堰の上流側の流れの弱い草の茂みにはメダカやドジョウやたくさんのオイカワの幼魚やガムシ類がいました。オオクチバスとアカミミガメも上流側で捕まえました。オオクチバスは川底に沈んだ竹の中に隠れていました。川底が砂泥底になっていて歩くと濁ってオイカワの幼魚がたくさん寄ってきて可愛いと思いました。堰の下流側は石が多く流れも早くなっていてオイカワの成魚やトビケラやカゲロウ類がいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

小学生のメンバーたちは、まじめに魚の調査を楽しんでいました。水生昆虫も最後に捕っていて偉いなと思いました。アクアリウムは薬品による水質検査ではなく、指標生物による調査をしています。

その他

報告担当:NR(中3)

玉一アクアリウムのみなさんへ
明石川での生物調査おつかれさまでした!捕獲数(ほかくすう)や種類もすごいですが、生物の生息環境や川の環境変化についてもちゃんと観察をして関係を理解しているところもすごいと感じました。これからも安全第一で地域の川の調査を続けてください。みんなの元気なようすをレポートを通して見せてもうらうのを楽しみにしています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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