活動レポート

活動レポート

揖保川研修1 梯川~揖保川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年08月03日

実施場所:

宍粟市 揖保川支川梯川 揖保川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

梯川から本流の揖保川まで合流点をこえて調査をしました。1時間30分で、カワムツの幼魚~成魚約40匹、カワヨシノボリの幼魚~成魚約10匹、ムギツクの未成魚5匹、オオシマドジョウの未成魚~成魚2匹、オヤニラミの成魚1匹、ツチガエルの成体2匹、トノサマガエルの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約30匹、サワガニの幼体~成体8匹、ヘビトンボの幼虫3匹、コオニヤンマの幼虫2匹、ヒメサナエの幼虫2匹、ヒラタドロムシの幼虫5匹、モンキマメゲンゴロウの成虫1匹、オオヤマカワゲラの幼虫3匹、フタツメカワゲラ属の幼虫3匹、クラカケカワゲラ属の幼虫2匹、ヒゲナガカワトビケラの幼虫約40匹、ウルマーシマトビケラの幼虫1匹、エルモンヒラタカゲロウの幼虫10匹、シロタニガワカゲロウの幼虫約50匹、キイロカワカゲロウの幼虫1匹、アカマダラカゲロウの幼虫12匹、トビイロカゲロウ属の幼虫1匹、ヒメトビイロカゲロウの幼虫9匹、ミジカオフタバコカゲロウの幼虫約20匹、シロハラコカゲロウの幼虫約10匹、ヨシノコカゲロウの幼虫約10匹、ミツオミジカオフタバコカゲロウの幼虫1匹がとれました。

参加者のようす

梯川で最初に水生昆虫の調査をしていても雨が少ないせいか流れている水の量が少なく水質もあまり良くなくて水生昆虫はほとんどいなくて自分は最後にシロタニガワカゲロウを1匹とっただけでした。この川には前にムカシトンボがいたそうなので心配です。

感想・気づいたこと・考えたこと

梯川と揖保川の合流点付近でも調査をしたところ、そこではシロタニガワカゲロウやヒゲナガカワトビケラやコカゲロウなどの多くの水生昆虫がいました。特にシロタニガワカゲロウの若齢幼虫がとても多くて、石をひっくり返すと石の表面をとてつもない早さで動き回っていました。男子たちはカワムツやカワヨシノボリやムギツクやオオシマドジョウやオヤニラミをとっていました。

その他

報告担当:OY(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、いつもレポートをありがとうございます。今回は明石川ではなく、同じ兵庫県内の別の川で活動をしてきたのですね。みなさんがふだん活動している明石川よりも上流域にある川でしょうか。
いつもの通り、多くの水辺の生き物を観察することができましたね。今回の結果から梯川や揖保川の中流は、どのような状況にあると思いますか。
梯川では水生昆虫がほとんど見つからなかったとのこと。レポートしてくれたように水量が少なく、昆虫がちがう場所に避難(ひなん)していたのかもしれませんね。
<揖保川研修2 染河内川調査へのメッセージにつづきます>
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

71 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧