活動レポート

活動レポート

高知県1泊研修1 野々川~四万十川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年07月30日

実施場所:

高知県高岡郡四万十町 四万十川支川野々川 四万十川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

四万十川支流の野々川から合流点をこえて四万十川中流まで調査をしました。1時間30分で、カワムツの幼魚~成魚約30匹、オイカワの幼魚約10匹、ウグイの幼魚4匹、カワヨシノボリの未成魚~成魚4匹、オオヨシノボリの成魚1匹、ボウズハゼの成魚1匹、アユの成魚1匹、カジカガエルの幼生約10匹、ツチガエルの幼体~成体3匹、サワガニの幼体~成体約20匹、ヤマトヌマエビの未成体~成体約10匹、ヘビトンボの幼虫3匹、コオニヤンマの幼虫4匹、ヒメクロサナエの幼虫3匹、ダビドサナエの幼虫2匹、ヒラタドロムシの幼虫5匹、ヒメドロムシの1種の成虫2匹、ヤマユスリカの幼虫1匹、フタツメカワゲラ属の幼虫9匹、オオヤマカワゲラの幼虫5匹、スズキクラカワゲラの幼虫1匹、ヒゲナガカワトビケラの幼虫約30匹、ウルマーシマトビケラの幼虫5匹、コガタシマトビケラの幼虫2匹、ニセミヤマシマトビケラの幼虫3匹、ニンギョウトビケラ属の幼虫1匹、コバントビケラの幼虫1匹(下に続く)

参加者のようす

(上の続き)チラカゲロウの幼虫2匹、エルモンヒラタカゲロウの幼虫13匹、シロタニガワカゲロウの幼虫約40匹、オオクママダラカゲロウの幼虫7匹、アカマダラカゲロウの幼虫3匹、ヒメトビイロカゲロウの幼虫6匹、フタバコカゲロウの幼虫約10匹、ミツオミジカオフタバコカゲロウの幼虫1匹、トビイロコカゲロウの幼虫1匹がとれました。四万十川では四万十川財団の神田さんや四万十川で活動をしているこてつ君家族も来てくれて一緒に活動しました。ふだん明石川でめったにとれないアユがとれたり、太平洋につながっている川にいるボウズハゼがとれたり、四万十川でしか体験できないことがたくさんあって、とてもうれしかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

ヤマトヌマエビの成体は「これスジエビやん!」というほど大きくて、ボウズハゼは手のひらに乗せると吸い付いてきて、こしょばくて気持ちよかったです。大きなアユの成魚が川で高温で死んでしまっていて、まだ死んだばかりだったので匂いをかいでみたらスイカの甘い匂いがして「きれいな水にすんでいるアユはスイカの匂いがする」という話は本当だったんだと思いました。これから、前まで小学校だった交流施設に行って泊まります。

その他

報告担当:YA(小5)

「玉一アクアリウム」のみなさん、活動レポートを送ってくれてありがとう。すばらしい活動、おつかれさま!
野々川から四万十川までの調査で、いろいろな生きものを発見し、その数にはおどろきました。みなさんの熱意(ねつい)と努力(どりょく)が成果(せいか)につながりましたね。活動報告を読んで、参加したみなさんの感動とよろこびが伝わってきました。
新しい種(しゅ)や大きな魚、めずらしい生態(せいたい)の発見など、貴重(きちょう)な経験(けいけん)をたくさんつみましたね。とくにアユのにおいや生態に関する気づきが印象的(いんしょうてき)でした。これからも興味(きょうみ)深い発見を重ねながら、自然の美しさとつながりを深めていってください。
活動に参加(さんか)したことで、地域(ちいき)の専門家(せんもんか)や仲間と協力(きょうりょく)するよろこびも味わいましたね。
これからも協力し合い、より多くの人々に自然の大切さを伝える一人として、役わりを果たしていってください。未来へつながる貴重な足跡(あしあと)をつくっていることをわすれずに、がんばってください。次のレポートも期待して待っています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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