活動レポート

活動レポート

伊川~明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年03月11日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川下流で合流している伊川の土手で駆除を兼ねてキクイモの芋掘りをしたあと、伊川から合流点を越えて明石川下流まで調査をしました。2時間30分で、ミナミメダカの成魚約30匹、ヒナハゼの幼魚~成魚約20匹、ボラの幼魚~成魚約15匹、オイカワの幼魚約10匹、ニホンウナギの幼魚~成魚5匹、カワアナゴの幼魚4匹、ウロハゼの幼魚4匹、キチヌの幼魚3匹、コイの成魚2匹、コイの改良品種の成魚1匹、チチブの成魚2匹、ゴクラクハゼの未成魚1匹、シマイサキの未成魚1匹、ウシガエルの幼生~成体16匹、アカミミガメの未成体1匹、クサガメの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約30匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約20匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体約20匹、テナガエビの幼体~成体6匹、オオヒライソガニ属の幼体6匹、モクズガニの幼体3匹、ケフサイソガニの未成体~成体2匹、ハグロトンボの幼虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫約10匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫4匹、イブシアシナガドロムシの成虫3匹、ガガンボの1種の幼虫約10匹が捕れました。

参加者のようす

以前、アクアリウムの図鑑のことなどを玉津第一小学校に取材に来てくださった朝日新聞の記者さんが、昨秋アクアリウムの調査にも参加してくださり小学生メンバーたちはとても喜んでいましたが、東京に転勤することになり生物採集系YouTuberのマーシーさんと再度来てくださいました。マーシーさんが大好きな小学生メンバーは、とても嬉しそうでした。マーシーさんは思っていたより若かったです。コイとコイの改良品種は僕を含めたメンバーたちが肥料用や飼育用に持ち帰り、ウシガエルは締めて成体2匹はメンバーが食用に幼体14匹はマーシーさんが餌用に持ち帰り、アカミミガメとクサガメはマーシーさんが飼育用に持ち帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今日は3月11日だったので、調査の合間の14時46分に河原でメンバーたちと記者さんと一緒に亡くなられた方々に手を合わせて黙祷しました。阪神淡路大震災のことを忘れないのと同じように東北大震災のことも忘れずに、災害に備えたいと思います。

その他

報告担当:NR(中2)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
今回もたくさんの生き物を見つけることができましたね^^コイは改良品種のものも見つかったそうですが、それが判断できるのがすごいと思います。どんなポイントで見分けるのでしょうか。
また、生物採集系YouTuberといった活動分野もあるのですね。みなさんの活動がいろいろな分野の方と交流できるのもこれからさらに楽しみです。次のレポートも楽しみにしています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

113 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧