活動レポート

活動レポート

明石川中流調査と田中川水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年12月30日

実施場所:

神戸市 明石川中流 明石川支川田中川水路

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

竹灯明台を作った後、明石川中流で1時間調査をして、オイカワの幼魚~未成魚約120匹、ミナミメダカの未成魚~成魚約20匹、カマツカの幼魚~未成魚7匹、ドジョウの成魚1匹、ギンブナの未成魚1匹、アカミミガメの未成体~成体2匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約240匹、スジエビの未成体~成体約20匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体6匹、シオカラトンボの幼虫1匹、ガガンボの1種の幼虫約10匹、コガタシマトビケラの幼虫4匹が捕れました。そのあと、水路でも少し調査をして、アメリカザリガニの幼体~未成体8匹、シオカラトンボの幼虫5匹が捕れました。秋遅くまで捕れていたグッピーは、もういませんでした。

参加者のようす

明石川中流で捕れたアカミミガメは、ナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。水路で捕れたアメリカザリガニは、玉津第一小学校で飼っているニホンウナギの餌に持ち帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ドジョウやギンブナが捕れていて、すごいなと思いました。いろんな生き物が捕れていて楽しそうでした。

その他

報告担当:NR(中2)

玉一アクアリウムのみなさんあけましておめでとうございます。今年も元気に楽しく活動しましょう!
今回もたくさん調査できてすばらしいですね。この時期の生き物たちは、水温の安定した場所(わき水がある場所や水があまり動かない場所で越冬(えっとう)します。そんな場所を見つけて、他の場所での水温などのちがいを計測(けいそく)するといろんなことが分かりますよ。ドジョウなどは、ほとんど水の無くなった水路のどろの中にもぐっていたりします。冬でも変わらない場所でいる生き物と、冬越のために居場所を変える生き物と、その環境を調べるのにいい季節です。ぜひいろいろ調べて、また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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