活動レポート

活動レポート

トライやる・ウィーク 剪定作業&明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年11月11日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

13人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

近くの3つの中学校の2年生12名がナーセリー(アクアリウム)にトライやるに来ました。今日がトライやる・ウィークの最終日です。昨日と同じく午前中はナーセリーでクワやクルミなどの剪定作業をして、午後は明石川中流の堰のある場所で調査をしました。

参加者のようす

明石川中流の堰の下や魚道で1時間調査をして、ミナミメダカの未成魚~成魚約160匹、オイカワの幼魚~成魚約120匹、ドジョウの幼魚~成魚4匹、タモロコの未成魚~成魚3匹、ブルーギルの幼魚~未成魚2匹、モツゴの成魚1匹、クサガメの幼体~成体2匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約230匹、ヒラテテナガエビの幼体~未成体2匹、モクズガニの幼体~成体4匹、シオカラトンボの幼虫4匹が捕れました。みんな生き物を捕まえようと頑張っていたのでうれしかったです。ブルーギルはその場で締めてナーセリーの畑の肥料に持ち帰り、クサガメはトライやるの生徒が「飼いたい」と言って持ち帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

堰の下や魚道の流れの弱い場所には、流れの弱い場所が好きなたくさんの生き物がいました。ブルーギルやクサガメが捕れたので外来種を捕まえられて良かったです。「せっかくみんな仲良くなって、調査にも慣れて上達したと思ったら今日で終わりやもんな」と、トライやるが終わることをとても残念がっている生徒もいました。

その他

報告担当:トライやる中学生NR(中2) *トライやる・ウィークは、兵庫県の県内の中学2年生を対象に1週間職場体験などを通して地域について学び生きる力を育むことを目的にしています

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
「トライやる・ウィーク」では玉一アクアリウムのメンバーではない人も一緒に活動するのでしょうか。他校の中学生とも交流できるおもしろい取り組みですね。初めて会う生徒さんたちともすぐに仲良くなれたとあり、すてきだなと思いました^^
1週間でさまざまな生き物を見つけられたと思います。調査場所による違いにも気づけたと思いますが、この5日間、活動を通してみなさん自身が変わったこと、成長したと感じることはありますか?
調査方法が上手くなったり、生き物の名前をおぼえたりしたと思いますが、きっと自然に向き合う気持ちも変化があったのではないでしょうか。じっくりふりかえってみるのも良いと思います。活動を通して感じたことをこれからも大切にしてください^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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