活動レポート

活動レポート

トライやる・ウィーク 明石川中流調査&福知川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年11月09日

実施場所:

神戸市 明石川中流 明石川支川福知川

参加メンバー&サポーター数:

14人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

近くの3つの中学校の2年生13名がナーセリー(アクアリウム)にトライやるに来ました。明石川中流で2時間調査をして、オイカワの幼魚~未成魚約250匹、ミナミメダカの未成魚~成魚約40匹、タモロコの未成魚~成魚5匹、カマツカの幼魚~成魚4匹、コイの未成魚2匹、カワヨシノボリの成魚2匹、ヌマムツの幼魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約2500匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体12匹、ミナミテナガエビの未成体1匹、スジエビの未成体~成体8匹、モクズガニの未成体~成体2匹、シオカラトンボの幼虫3匹、コガタシマトビケラの幼虫約10匹、シロタニガワカゲロウの幼虫1匹が捕れました。

参加者のようす

その後、明石川支流の福知川に移動して1時間調査をして、ヌマムツの幼魚~成魚約30匹、オイカワの幼魚~未成魚9匹、オオクチバスの未成魚1匹、ドンコの未成魚1匹、ゴクラクハゼの成魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約600匹、スジエビの未成体~成体2匹、モクズガニの未成体1匹が捕れました。オオクチバスはトライやるの生徒が締めて血抜きをして持ち帰りました。塩焼きにして食べたそうです。

感想・気づいたこと・考えたこと

今日の明石川中流でもヒラテテナガエビが増えていて、今回もまた幼体がたくさん捕れて「これが大きくなって、また卵を産んでくれたらうれしい」と思いました。福知川では今回はドンコが少なかったけれど、本来は下流にいるゴクラクハゼが中流の支流のここにもいたので驚きました。オオクチバスも捕れ、支流に入るには障害物もあって入りにくいのに「ゴクラクハゼもオオクチバスもこんな所まで入ってきていてすごい」と思いました。

その他

報告担当:トライやる中学生NR(中2) *トライやる・ウィークは、兵庫県の県内の中学2年生を対象に1週間職場体験などを通して地域について学び生きる力を育むことを目的にしています

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
「トライやる・ウィーク」では玉一アクアリウムのメンバーではない人も一緒に活動するのでしょうか。他校の中学生とも交流できるおもしろい取り組みですね。初めて会う生徒さんたちともすぐに仲良くなれたとあり、すてきだなと思いました^^
1週間でさまざまな生き物を見つけられたと思います。調査場所による違いにも気づけたと思いますが、この5日間、活動を通してみなさん自身が変わったこと、成長したと感じることはありますか?
調査方法が上手くなったり、生き物の名前をおぼえたりしたと思いますが、きっと自然に向き合う気持ちも変化があったのではないでしょうか。じっくりふりかえってみるのも良いと思います。活動を通して感じたことをこれからも大切にしてください^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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