活動レポート

活動レポート

トライやる・ウィーク 櫨谷川調査&ビオトープ再生

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年11月08日

実施場所:

神戸市 明石川支川櫨谷川 玉津第一小学校

参加メンバー&サポーター数:

14人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

近くの3つの中学校の2年生13名がナーセリー(アクアリウム)にトライやるに来ました。櫨谷川で2時間30分調査をして、ミナミメダカの成魚約30匹、オイカワの未成魚~成魚2匹、コイの成魚1匹、タモロコの未成魚1匹、アカミミガメの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約1000匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体12匹、シオカラトンボの幼虫約20匹、ギンヤンマの幼虫1匹、ヤマサナエの幼虫1匹、アオモンイトトンボの幼虫9匹が捕れました。アカミミガメはナーセリーの畑の肥料に持ち帰り、コイの成魚は今日のトライやるが終わってから僕を含めた生徒3人が解体して唐揚げにして、美味しくいただきました。

参加者のようす

午後は玉津第一小学校で2時間ビオトープの再生をしました。授業が終わってからは小学生も3名参加しました。ビオトープに暮らす明石川産のミナミメダカなどの水生生物やアサザ、タコノアシなどの植物のために増え過ぎたヒメガマや園芸スイレンの間引きをしました。たくさんのミナミメダカが確認できて、今年のビオトープの再生が完了しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

櫨谷川は上流の工事の影響で泥が混ざり、思ったより水が汚くなって、オイカワなどが減っていてびっくりしました。そんな中でも、水がきれいで流れのある場所に生息しているヒラテテナガエビが思った以上にたくさんいて「とても良かったな」と思いました。ビオトープは園芸スイレンの地下茎がとてもかたくて苦戦しましたが、みんなで協力して頑張って短時間で出来たので、とても充実感があってすごかったです。

その他

報告担当:トライやる中学生IK(中2) *トライやる・ウィークは兵庫県の県内の中学2年生を対象に1週間職場体験などを通して地域について学び生きる力を育むことを目的にしています

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
「トライやる・ウィーク」では玉一アクアリウムのメンバーではない人も一緒に活動するのでしょうか。他校の中学生とも交流できるおもしろい取り組みですね。初めて会う生徒さんたちともすぐに仲良くなれたとあり、すてきだなと思いました^^
1週間でさまざまな生き物を見つけられたと思います。調査場所による違いにも気づけたと思いますが、この5日間、活動を通してみなさん自身が変わったこと、成長したと感じることはありますか?
調査方法が上手くなったり、生き物の名前をおぼえたりしたと思いますが、きっと自然に向き合う気持ちも変化があったのではないでしょうか。じっくりふりかえってみるのも良いと思います。活動を通して感じたことをこれからも大切にしてください^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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