活動レポート

活動レポート

田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年11月03日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川支流の田中川用水路で調査をしました。2時間で、ミナミメダカの幼魚~成魚約150匹、タイリクバラタナゴの幼魚~成魚約40匹、モツゴの幼魚~未成魚14匹、タモロコの未成魚~成魚7匹、ドジョウの幼魚~未成魚3匹、オイカワの幼魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約1000匹、テナガエビの成体1匹、スジエビの成体1匹、アメリカザリガニの幼体~成体約70匹、モクズガニの幼体~未成体3匹、ヒメミズカマキリの成虫1匹、ギンヤンマの幼虫1匹、シオカラトンボの幼虫1匹、マツカサガイの貝殻2個がとれました。

参加者のようす

田中川用水路は底に泥が多く、 ウェーダーをはいても歩きにくくて大変でしたが、みんな頑張ってタイリクバラタナゴやアメリカザリガニを次々にとっていました。タイリクバラタナゴは各自の家で飼うために分けて持ち帰り、アメリカザリガニの成体はナーセリーの畑の肥料に、幼体~未成体は玉津第一小学校で飼っているオオクチバスとブルーギルとニホンウナギの餌に持ち帰りました。僕の飼っている魚の餌にも持ち帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

思っていた以上に、タイリクバラタナゴもアメリカザリガニもたくさんいました。玉津第一小学校で飼っているオオクチバスとブルーギルは、環境省と農水省から許可をいただいています。

その他

報告担当:KS(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、活動レポートの報告をありがとう。
みなさんは外来生物法にもしっかり配慮した調査をされているんですね。タイリクバラタナゴやアメリカザリガニなど、ほぼ全国にしっかり分布していますもんね。
今回、みなさんが調査した田中川用水路のある兵庫県では、在来のバラタナゴは絶滅危惧I類で、たしか県内で交雑していない純系がみつかって学会発表されていますね。玉一アクアリウムさんのような地道な外来種の調査は、在来種を守ることにつながっていきますので、今後も調査を続けてください。
調査場所の上流等の様子がわかりませんが、三面張りの用水路のようですから、放流などに気を付けて、今後も調査してください。また、活動レポートの報告をまっています^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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