活動レポート

活動レポート

3年生櫨谷川探検の下見と櫨谷川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年10月04日

実施場所:

神戸市 明石川支川櫨谷川 

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

もうすぐ玉津第一小学校3年生の櫨谷川探検があり、3年生の先生も下見に来られるので小学生メンバーと一緒に参加しました。先生が帰ったあと櫨谷川で1時間調査をして、オイカワの幼魚~成魚約40匹、ミナミメダカの幼魚~成魚9匹、カワヨシノボリの成魚2匹、ニホンウナギの幼魚1匹、カマツカの幼魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約150匹、ヒラテテナガエビの幼体2匹、アメリカザリガニの幼体1匹、ギンヤンマの幼虫8匹、シオカラトンボの幼虫20匹、アオモンイトトンボの幼虫7匹、ヒメミズカマキリの成虫2匹がとれました。ギンヤンマの幼虫の中の1匹は、前につかまえた珍しい縞模様タイプで、同一個体か別個体かは不明です。アメリカザリガニの小さな幼体は、小学生メンバーが家で飼っている魚の餌に持ち帰りました。

参加者のようす

みんな黙々ととっていて、珍しいのや大きいのがとれると小学生メンバーたちが「やったぁ!見てみて!!」と言っていてとっても可愛かった

感想・気づいたこと・考えたこと

自分にとって久しぶりに櫨谷川での調査でした。とても大きいオイカワが居てびっくりしました!また調査に行くのが楽しみです!!

その他

報告担当:TS(中2)

玉一アクアリウムのみなさん、活動レポートの報告をありがとう。
みなさんは玉津第一小学校3年生の櫨谷川探検の前に、みんなで現地を下見しているとのこと、すごいですね!丁寧(ていねい)なイベントづくりに感心します。安全の確保、説明ポイントの整理、用具の最終確認などのために、とても重要なことですね。
また、事前の下見だけでなく、調査もしているんですね。いつも玉一アクアリウムのみなさんは詳細に同定されていて、これも感心しています。今回は10月の調査で「ギンヤンマの幼虫8匹」もいたんですね。ヤゴも早く孵化(ふか)したものと、最近孵化したものが入り混じっていたと思います。体のサイズがけっこうちがっていたのではないでしょうか?1匹確認されたしま模様タイプも気になるところです。場所によってはいるようですが、そのちがいがどこで決まってくるのかなど、いろいろ考えると、楽しいですね。小学生の頃から、継続的にしっかりとした調査を体験していくことで、みなさんは経験値を増やしきたんですね。
今回、オイカワも多く居たようですね。オイカワもヤゴも水の流れが緩いところに生息しているので、とても納得がいく調査結果です。逆に生息環境がちがうものがいたときなどは、それについても考えてみてください。また、次の活動レポートの報告をまっています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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