活動レポート

活動レポート

ハゼ釣りと釣り上げたハゼを食べる

まきのはら水辺の楽校(静岡県牧之原市)

活動日:

2022年9月11日

実施場所:

牧之原市坂口谷川

参加メンバー&サポーター数:

13人

活動の分野:

  • 分野:水
  • 分野:自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 分野:分野その他 分野その他

SDGs:

  • SDGs:飢餓をゼロに
  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:安全な水とトイレを世界中に

活動内容

魚釣り体験で釣り上げたハゼをその場で調理すると共に、6月に収穫した小麦を石臼で小麦粉にして、唐揚げ粉としてまぶして、ハゼを唐揚げにして食べました。

参加者のようす

 釣り体験で沢山のハゼを釣り上げて、ハゼの様子を水槽で観察した後に、食べ答えのある大きいハゼを選んで、鱗と内臓を包丁で取りのぞく作業を実施しました。ハゼは生きています。生きようとして必死に抵抗します。可哀そうと言いつつも、ハゼを苦しめる前に内臓等を取り除きました。普段はスーパーでの切り身を目にしていますが、生きている魚を絞めることは無いので、最初は手こずっていましたが、1人3匹づつハゼを調理しました。
 合わせて、6月に子供達が収穫した小麦を石臼で、小麦を磨り潰して小麦粉にする作業を行いました。小麦粉がどの様に作られているかを初めて知る子は、石臼から粉になった小麦粉が出てくると面白いと言って、石臼を一生懸命に回していました。
 ハゼに塩コショウと小麦粉を混ぜ合わせて、天ぷら油の代わりとして、オリーブオイルを使用して、ハゼの唐揚げを作りました。
 見るからに美味しそうなハゼの唐揚げです。食べたくて、子供達の目は光輝いていました。食べた感想は、臭くなくて美味しいとの感想です。もっと食べたいとの要望で、再度、数匹づつハゼを調理して、ハゼの唐揚げを食しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

 調味料以外は、体験から得た食材で、実体験の食物連鎖を学ぶと共に、命の尊さを学びました。

まきのはら水辺の楽校のみなさん、こんにちは。
自分たちでハゼを釣(つ)って内臓(ないぞう)やうろこをとり、それに自分たちで収穫(しゅうかく)して石うすでひいた小麦の粉をまぶし、からあげにして食べるなんて、実はとってもぜいたくな体験だと思います!
現在のわたしたちは、野山や海で自分で食べものを集めなくても、いろいろな食べ物がスーパーなどで売られていますね。みなさんは、今回生きている魚を自分で調理するのにとまどったと思いますが、自分たちで「命をいただく」ことを知る貴重な経験になったはずです。ふだんは気にもしていないですが、やっぱり人間もほかの生きものを食べることで命をつないでいるのです。今までよりもっと「ありがとう」の気持ちをもって「いただきます」ができそうですね。
先日の台風では、牧之原市でもかなりの被害が出ていると聞きました。みなさんの近くでもたいへんなことがあるかもしれませんが、これからも楽しいレポートを送ってくれるとうれしいです。よろしくお願いします。
エコまる
まきのはら水辺の楽校のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名まきのはら水辺の楽校
  • 所在地静岡県牧之原市
  • クラブの種類その他

クラブ写真

○里山の保全・保護活動:榛原ふるさと森の森林等の間伐・下草刈・植樹等を実施して、森林内の保全活動等に取組み、水源の確保と有益な水づくりに取組んでいる。
○谷津田の保全・保護活動と無農薬による米づくり活動:谷津田の内の田んぼで、完全無農薬で古代米づくりを行っている。有機堆肥として落葉樹の落葉を集めて堆肥化している。堆肥化した落葉に産卵されたカブトムシ等の幼虫を翌年森に戻したり、水溜を作って両生類等の生息環境を保持して、生物多様性による食物連鎖で稲の保護に努めている。
○生物観察会と動植物モニタリング調査の開催:生物観察会(モニタリング調査)は、春夏秋冬各1回づつ行っている。活動当初より生態系が多様性に変貌しており、当初は見られなかったゲンジホタルが乱舞する姿や、ゲンゴロウ等の姿を多数確認できるようになった。タゴカエル・ヤマアカカエル等多種のカエルも確認できている。

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