活動レポート

活動レポート

河芸漁港の生きもの調査

魚と子どもKidsクラブ (三重県)

活動日:

2022年06月09日

実施場所:

河芸漁港

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

6月は春と夏のあいさで淡水でも海水でも、稚魚や幼魚に出会いやすい季節です。季節をおうごとに稚魚や幼魚は成長し、姿や体の色を変えていく種類もいます。それを観察するのも1つの楽しみです。今回は河芸漁港付近に行ってみることにしました。よく足を運んでいる白塚漁港との「差」を知りたいと思いました。

参加者のようす

感想・気づいたこと・考えたこと

河芸の海を覗いてみると驚きました。白塚漁港と魚の量が違いました。ボラやグレ、セイゴなど、白塚漁港の2倍ほどの魚の量でした。さらに覗いていると、セイゴ(15センチ前後)がグレやボラの稚魚を食べるシーンを見ることができ、迫力を感じました。

今回たまたま魚の量が多かっただけかもしれませんが、素人なりに予想すると白塚との魚の量の違いは【漁港の形】かもしれません。白塚漁港は少し入り組んだ作りで、風にのって落ち葉などに隠れた魚が集まりにくそうです。それに対し、河芸は大きなワンドのような形で風にふかれて稚魚が流されてきやすそうな形だなと、Googleマップを見て思いました。白塚と比べ落ち葉などに隠れたグレの稚魚が多かったです。それを食べにセイゴ(スズキの若魚)がくるのでしょうか。これが自分なりに考えたことです。

【結果】
魚類
オボコ(ボラの稚魚)→捕獲10。確認200以上
グレ(2センチ~8センチほど)→確認5、確認300以上
ボラ(成魚)→確認1匹。
ヒガンフグと見られるフグ(稚魚2センチほど)→捕獲6。
カゴカキダイのような魚→5匹確認。捕獲できなかったので定かではない。
メバルのような魚→1確認。捕獲できなかったので定かではない。

その他
ハシボソガラス→1羽

魚と子どもKidsクラブのみなさん、活動報告をありがとうございます。
定期的に定点観察をすることは大切で、「ちがい」という視点は重要です。そして、そのちがいの原因を考えたり調べたりすると何らかの傾向が分かってきます。今回考えた仮説について、追求できるといいですね。結果については文章で報告してくれましたが、地図に書きこんでみるとより分かりやすいと思いますよ。これを季節毎や天候などの要素を加味して、データをちく積していくと、おもしろいものが見えてくるでしょう!
ところで、魚類の捕獲(ほかく)はどのようにしたのでしょうか。確認は目視によるカウントでしょうか。また、調査時間はどれくらいだったでしょうか。このあたりの情報もそろえて、定期調査を続けてくださいね。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
魚と子どもKidsクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名魚と子どもKidsクラブ
  • 所在地三重県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

「魚と子どものネットワーク」の弟分的な団体として、子どもが自然と触れ合えるような取り組みを行っています。みんな「魚」や「川」が大好きです!!これからも活発に活動していきたいと思っておりますので、みなさまよろしくお願いいたします(^^)

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