活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年01月15日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流で2時間調査をしました。調査では、オイカワの幼魚~未成魚約680匹、カマツカの幼魚~成魚約60匹、コウライモロコの幼魚~未成魚9匹、ギギの幼魚~未成魚3匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約1200匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約10匹、スジエビの未成体~成体約10匹、テナガエビの未成体~成体3匹、モクズガニの幼体2匹、シロタニガワカゲロウの幼虫5匹、コガタシマトビケラの幼虫2匹がとれ、リリースしました。調査の途中で神戸市絶滅危惧種のタコノアシが生えている場所があって、中学生メンバーのNRさんがみんなに説明をしてくれました。

参加者のようす

みんな調査をがんばって、たくさんの生き物をとっていました。高校生サポーターがつかまえたヌートリアの毛皮作りは、毛皮を張りつけていた板のクギを抜いて板からはずしたら、まわりは乾燥していたけど、まだまん中の方の裏側が少し湿っていたので、これからは板をはずして完全に乾かしてから皮をなめします。

感想・気づいたこと・考えたこと

ヌートリアの毛皮にさわりました。カピバラの毛はチクチクしてかたいけど、ヌートリアの毛はフワフワしてとてもやわらかかったです。

その他

報告担当:SY(小6)

玉一アクアリウムのみなさんへ
明石川の中流調査おつかれさまでした。先輩がしっかり指導するのは活動を継続している玉一アクアリウムのみなさんの特色ですね。タコノアシの活動も以前報告していただいたのでおぼえています。ちゃんと受けつがれているすがたに感動しました^^
それにしても「皮のなめし」まで活動しているのはすごいですね。野生動物については、保護規制(ほごきせい)があったり、寄生虫などの病気の問題もあるので専門家の下で行う必要がありますが、これも受けつがれるべき貴重な技術や体験だと思います。次の報告も楽しみにしていますね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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