活動レポート

活動レポート

春の七草摘みと田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年01月03日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリーと回りの田んぼ 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

今年もナーセリーや回りの田んぼで1時間かけて春の七草摘みをしました。七草全部がそろって、7日にそれぞれの家で七草がゆを食べる予定です。そのあと、明石川水系の田中川用水路で調査をしました。神戸市環境都市課に「明石川水系の重要種の2枚貝を見つけたら教えてください」と言われていたので、その調査も兼ねています。

参加者のようす

1時間30分で、ミナミメダカの幼魚~成魚1000匹以上、タイリクバラタナゴの幼魚~成魚約170匹、モツゴの未成魚~成魚14匹、ヌマムツの未成魚8匹、タモロコの成魚6匹、ナマズの成魚1匹、クサガメの未成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約100匹、ミナミテナガエビの未成体1匹、アメリカザリガニの幼体~未成体8匹、モクズガニの未成体2匹、シオカラトンボの幼虫5匹、キリウジガガンボの幼虫3匹、ドブガイ(タガイ)の成貝1匹と貝殻1個、マツカサガイの未成貝2匹と貝殻2個がとれました。2枚貝の生体と貝殻は神戸市環境都市課に提出します。外来種のタイリクバラタナゴは飼いたいメンバーたちが持ち帰り、残りは玉津第一小学校の水槽で展示します。アメリカザリガニは僕が飼っている生き物の餌に持ち帰りました。用水路のアメリカザリガニも減ってきました。

感想・気づいたこと・考えたこと

新しく入ってきたメンバーたちが必死に七草の名前や形を覚えようとしていてよかったです。今年も七草をたくさんとれてよかったです。また、しっかりと生物の調査をしていて、これからももっと頑張って欲しいです。ミナミメダカがとても増えていました。タイリクバラタナゴがたくさんとれてよかったです。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。NRさん、季節を感じる報告してくれて、どうもありがとう。
みなさんのおうちでも、1月7日の朝に七種類の野菜を入れた「 七草粥(ななくさがゆ)」を食べるのだね。
お店にある七草のセットを買ってくるのではなく、年の初めに野に出て芽を出し始めた草を摘(つ)み取って、自然をじかに感じるなんて、考えてみるととってもぜいたくなのかもしれないよ。とってもいいですね。昔からある風習だけれど、みなさんはどんな気持ちをこめて、七草を摘んだのだろうね。どんなお願いをして食べたのかな。
明石川水系の田中川用水路で調査は寒い季節によくがんばり、きちょうな調査結果を得ました。2枚貝の生体と貝殻(かいがら)を神戸市環境都市課に提出してくれてありがとう。分かったことなどの返事(報告)はあったのかな。次の報告を楽しみに待っているよ。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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