活動レポート

活動レポート

いい川・いい川づくりワークショップin中部(1日目)1 長良川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年10月02日

実施場所:

岐阜県岐阜市 長良川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石駅から岐阜駅まで、大阪からは特急に乗り換えて会場の長良川国際会議場に向かいました。大阪からの特急はディーゼル列車で、発車や加速するときに床下のエンジンの振動が「ブブブブブ」と床から足に伝わってきて、どこかで経験したことがあると思ったら、指先に乗せたハイイロゲンゴロウの成虫が飛び立つ前の「ブブブブブ」という指先に伝わる振動でした。岐阜駅に着くと駅前にはトチの木の並木があって「あの美味しいトチもちがまた食べられる」と思って夢中で落ちているトチの実を拾いました。神戸に帰ったらアクを抜きます。

参加者のようす

1日目の「いい川づくり」が始まる前と、2日目の「いい川づくり」が終わったあとの両方に少し時間があるので、両方とも会場の近くの長良川にどんな水生生物が生息しているのか調査をしたいと思っていました。長良川漁協に問い合わせたら「石をひっくり返して水生昆虫をとるくらいなら大丈夫です」と言ってもらえたのでうれしかったです。長良川は釣りはかまわないけど、網漁は全部禁止されているみたいなので、いつもアクアリウムが調査で使っているタモ網は使わずに、水槽の魚をすくう小さな網を使いました。川の中に入って石の裏を見ると水生昆虫がたくさんいて、また夢中になりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

あまり時間がなかったけど(30分くらい)、ヒゲナガカワトビケラの幼虫3匹、ナガレトビケラ属の1種の幼虫2匹、キベリトウゴウカワゲラの幼虫3匹、ナガカワゲラ属の1種の幼虫2匹、フタツメカワゲラ属の1種の幼虫1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫6匹、クロタニガワカゲロウの幼虫2匹、マダラカゲロウ属の1種の幼虫3匹、コカゲロウ属の1種の幼虫15匹、トビイロコカゲロウの幼虫7匹、ヒメトビイロカゲロウの幼虫4匹、ヒメヒラタドロムシの幼虫2匹、ヒメドロムシ科の1種の成虫1匹がとれました。名前のわからないものは、高校生サポーターのNAさんにお願いして同定してもらいました。明石川にいる水生昆虫もいたし、いないのもいました。明石川よりも水生昆虫の密度が高く、明石川よりもきれいな水にすむ水生昆虫が多かったです。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは、報告ありがとう!
「いい川づくり」のワークショップが終わってから、長良川に鵜飼(うか)いと花火大会を見に行ったんですね。いいなー。そしてNRさんは鵜飼(うか)いや花火大会を見るあいまに長良川の岸辺(きしべ)で夜の調査をしたのですね、熱心だなー!
鵜飼いの船の大きなかがり火にわくわくしたのですね。水の上の大きなかがり火はとっても感動的なので、気持ちがよくわかります^^
ウミウはかがり火のすぐ真下で熱くないのか、ということや、花火の音にはおどろかないのかな?と思ったとありますが、さすが玉一アクアリウムのメンバー、観察力がすばらしいですね。また、生き物へのあたたかな気持ちが伝わってきました。
鵜飼いと花火の合間に調査をしたつもりだったようですが、サポーターさんたちがNRさんにかけた言葉から、調査に熱中してる様子が目に見えるようです^^またレポートを送ってくださいね。楽しみに待っています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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