活動レポート

活動レポート

宝石トウモロコシの収穫と田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年08月15日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

収穫期を迎えたポップコーン用の宝石トウモロコシが雨続きで収穫が遅れていましたが、雨が少しの間止んでいたので収穫をしました。外来種の肥料が定着して今までで一番いい出来でした。その後、明石川は増水しているので流れの少ない安全な用水路で調査をしました。1時間で、ミナミメダカの幼魚~成魚約180匹、ドジョウの幼魚~成魚5匹、ナマズの幼魚1匹、モツゴの未成魚1匹、ヌマムツの幼魚1匹、ヌマガエルの幼生13匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約240匹、アメリカザリガニの未成体~成体7匹、モクズガニの幼体~未成体5匹、ウスバキトンボの幼虫10匹、シオカラトンボの幼虫3匹、コオイムシの成虫1匹が捕れ、アメリカザリガニはナーセリーの畑の肥料に持ち帰り他はリリースしました。ミナミメダカやドジョウなど今年生まれたばかりの小さな幼魚が沢山いました。

参加者のようす

ナーセリーで収穫した宝石トウモロコシの皮を剥く作業を自分は担当しましたがトウモロコシの皮を剥くたびに中から何色のトウモロコシが出てくるか予想したりして楽しみました。用水路の調査では茂みをガサガサしたりしてミナミメダカなどの生き物を獲るのを頑張りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

宝石トウモロコシは雨の影響でトウモロコシの皮がカビで黒くなったりしていたけど皮を剥くと綺麗な粒がなっていたので良かったです。用水路の調査では雨の影響で増水していて、いつもは水深数㎝程の用水路が水深15~20㎝程になっていたのでメダカなどの小魚が沢山泳いでいて大きなドジョウやナマズの幼魚が捕れたので良かったです。神戸市絶滅危惧種Cランクのミナミメダカやマドジョウが今年もこの場所で繁殖していることが確認できたので、これからも増えて欲しいと思いました。

その他

報告担当:NA(高2サポーター)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!レポートをありがとう。
宝石(ほうせき)トウモロコシ、大豊作(だいほうさく)でたくさんとれたね!カラフルな粒(つぶ)がぎっしりでとってもきれい!!色の出方(でかた)がさまざまで、皮(かわ)をむくのが楽しそうだな~(^^♪
そして用水路(ようすいろ)の調査、おつかれさま!!今回も、たくさんの生きものを見つけることができてすごいね!用水路が生きものたちにとって、居心地(いごこち)のいい環境になっていたんだね。
これからも調査を続けて、生きものたちが元気でいられる環境を守ってね!期待(きたい)しているよ(^_-)-☆またのレポートを待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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