活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年08月07日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

先日の大雨で増水したあと、水が引いて初めての調査です。すごく増水していたので一部で川の水の流れや河原の場所が大きく変わっていました。1時間30分の調査で、オイカワの幼魚約1200匹、ミナミメダカの成魚7匹、ギギの幼魚4匹、ドジョウの幼魚4匹、カワヨシノボリの未成魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約400匹、スジエビの成体6匹、モクズガニの幼体1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫25匹、ミヤマタニガワカゲロウの幼虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫8匹、ハグロトンボの成虫3匹、アオモンイトトンボの幼虫3匹、コシボソヤンマの幼虫1匹、コオイムシの成虫2匹がとれて、全部リリースしました。

参加者のようす

大雨のあとの川は、川底の苔や藻が流されていました。深くなった流れの弱いよどみには、今年生まれたオイカワの幼魚の大群が泳いでいました。水の中の川岸の苔をこすり落としてにごらすとオイカワの幼魚が集団で食べに来て楽しかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

明石川の川の流れは大きく変化していましたが、変化して河原が新しい川になった場所にも魚や甲殻類や水生昆虫が、ちゃんと移動してきているのを見て、小さな生き物なのにすごい適応力だなと思いました。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみなさん。こんにちは!活動レポートをありがとう!
最近は異常気象(いじょうきしょう)ですごい豪雨(ごうう)が降り、川や堤防(ていぼう)が大きく変化します。それでもそこに生きている生き物たちは元気に生きています。環境の変化に対応することが命を守る最大の方法なのです。
その環境を今、わたしたちは自分たちが適応が出来ないほど変化させています。このままではやがて人類は滅(ほろ)んでしまう可能性があるということです。
SDGs等をはじめ、多くの環境問題が話題になっていますが、基本はただ一つです。地球の自然環境をこれ以上破壊(はかい)しないことです。みんなでがんばりましょう。また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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