活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年06月26日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川下流で調査をする予定だったけど、雨が降りそうだったので近くの明石川中流で1時間30分調査をしました。ずっとくもりだったけど、雨はほとんど降らなかったからよかったです。オイカワの幼魚78匹、ミナミメダカの幼魚~成魚7匹、ナマズの幼魚5匹、モツゴの未成魚2匹、タモロコの未成魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、ゴクラクハゼの成魚1匹、ヌマガエルの成体1匹、クサガメの幼体1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体74匹、ヒラテテナガエビの成体2匹、アメリカザリガニの未成体1匹、モクズガニの成体1匹、ハグロトンボの幼虫16匹、シロタニガワカゲロウの幼虫3匹、コオイムシの幼虫~成虫3匹、ギンヤンマの幼虫1匹がとれました。ブルーギルとアメリカザリガニは、駆除をしてナーセリーの畑の肥料に持って帰り、ほかはリリースしました。

参加者のようす

メンバーは草のしげみや石の下など、水生生物がいそうな場所を探して、たくさんとっていました。今日は玉一小の4年生の体験の子がお試しで参加したけど、アクアリウムのメンバーと同じくらいとり方が上手で「やばい」と思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

おなかに卵をいっぱい持った神戸市絶滅危惧Bランクのヒラテテナガエビのメスが2匹もとれました。いつもは下流にいるCランクの大きなゴクラクハゼの成魚も、ヒラテテナガエビと同じく流れの早い急流の石の下にいるのをつかまえました。それから、しげみでは久しぶりにブルーギルもとれました。これからも外来種を減らして在来種や絶滅危惧種を増やしていきたいです。

その他

報告担当:SY(小6)

玉一アクアリウムさん、レポートをありがとうございます。
6月の近畿地域(きんきちいき)はもう気温が高くなっていたかと思いますが、そんな暑さの中、川の生物調査おつかれさまでした。
今回の調査は短時間に少人数で行ったようですが、大きな成果が得られましたね。活動レポートを見ると、魚は外来種を入れて7種、カメや、カニ・エビなどの両せい類が数種、それにトンボの幼虫などの昆虫もいくつかまざっていてびっくりしました。河川の中流域のようですが、周囲の環境も気になります。生物種の多様さについて話し合い、ぜひまわりの友だちにも報告してください。次回のレポートも楽しみ待っています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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