活動レポート

活動レポート

4年生明石川探検の再下見と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年06月01日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

明石川探検は密をさけるために明石川でクラスごとに区分けをして川に入ることになったと聞いて、いつもの川探検の3倍以上の広さが必要になり、今まで川探検をしたことがない場所でもすることになったので、小田さんともう1度下見をするために、学校が終わってから明石川に行きました。途中でサポーターのNAさんも高校が終わって来てくれたので、30分だけ調査をしました。ミナミメダカの成魚14匹、オオクチバスの幼魚5匹、コイの幼魚~成魚2匹、オイカワの幼魚1匹、ギギの未成魚1匹、アカミミガメの幼体~未成体3匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の未成体~成体190匹、ヒラテテナガエビの未成体~成体6匹、スジエビの成体4匹、モクズガニの幼体~未成体7匹、ハグロトンボの幼虫112匹と成虫1匹、アオモンイトトンボの幼虫5匹がとれました。オオクチバスとコイとアカミミガメは駆除をして、他はリリースしました。アケビコノハの成虫もとれ、みんなで観察をしてリリースしました。

参加者のようす

初めての場所でも小学4年生が明石川探検をするので、流れの強さや深さが4年生にとって安全か自分の体を使って確かめました。広い場所でのびのびと川探検を楽しんでほしいです。NAさんも来てくれて一緒に調査ができてうれしかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

今日の調査でも、外来種も在来種も絶滅危惧種もとれました。春~夏の調査は、調査の度にとれる幼魚や幼体や幼虫が少しずつ大きくなって成長しているようすが見られるのでうれしいです。前回に駆除をしたオオクチバスの幼魚の丸ごとのからあげを食べました。あっさりしていておいしかったです。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
下級生メンバーのために熱心な下見、本当におつかれさまでした。「流れの強さや深さが4年生にとって安全か自分の体を使って確かめました。広い場所でのびのびと川探検を楽しんでほしいです。」という言葉に感動しました。野外観察や調査の下見は、見るだけでダメで、このように実地に体験しないといけないわけですが、思いを込めることも大切ですね。今はさまざまな動植物が成長する時期ですので、それも感じられたようですね^^また、外来種の駆除後の扱(あつか)いも、いいですね。では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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