活動レポート

活動レポート

3年生櫨谷川探検の下見と櫨谷川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年05月25日

実施場所:

神戸市 明石川支川櫨谷川

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

もうすぐ玉津第一小学校3年生の櫨谷川探検があるので、小学校3年生の担任の先生方と一緒に下見をしました。ぼくたちが実際に川の中に入って調査をして、場所によって違う水の流れの強さや深さを見てもらいました。すぐにオイカワの幼魚やオオクチバスの幼魚、アカミミガメ、アメリカザリガニ、ハグロトンボの幼虫、コオイムシなどがとれ、先生方は「3年生がよろこぶね」と、うれしそうでした。アメリカザリガニは、オオクチバスやアカミミガメと一緒に駆除をして持って帰るつもりだったけど、先生が「飼いたい」と言ってアメリカザリガニを持って帰りました。

参加者のようす

先生方が小学校に帰ったあと、櫨谷川調査を30分しました。オイカワの幼魚83匹、オオクチバスの幼魚18匹、ヌマムツの幼魚1匹、カワヨシノボリの成魚1匹、アカミミガメの幼体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の未成体~成体130匹、ヒラテテナガエビの未成体2匹、モクズガニの幼体1匹、ハグロトンボの幼虫37匹、コオイムシの成虫3匹、シオカラトンボの幼虫2匹がとれました。この前の明石川中流調査で今年生まれたオオクチバスの幼魚が増水で流されてきていたので「櫨谷川でも流されてきているだろうな」と思っていたら予想通り流されてきていました。下校中に川に寄ったから少ししか調査ができなかったので、また調査をしたいです。

感想・気づいたこと・考えたこと

数日前の雨の影響で、まだ櫨谷川でも少し増水していました。いつもは明石川の本流より支流の櫨谷川の方がオイカワの数は少ないけれど、明石川で工事をしているせいなのかわからないけれど、今年は水面観察でも捕獲調査でも明石川より櫨谷川の方が、オイカワの数はかなり多いです。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。レポートをありがとう。
先生方と一緒に櫨谷川探検の下見をしたんだね。みなさんのおかげで先生方も助かるね。玉津第一小学校の3年生たち喜ぶだろうな(^^♪
いつも川に入っているみなさんだから、短時間の調査でもたくさんの生きものを見つけたり、変化に気づくことができるんだね。雨や工事の影響(えいきょう)で生きものたちが移動しているのかな?興味深いね。これからも観察を続けて報告してね。楽しみに待っているよ(^^)/
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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