活動レポート

活動レポート

田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年03月23日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

田中川の用水路で調査をしました。1時間30分で、ミナミメダカの幼魚~成魚107匹、タモロコの成魚11匹、タイリクバラタナゴの未成魚~成魚2匹、オイカワの未成魚1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体約100匹、アメリカザリガニの幼体~未成体13匹、シオカラトンボの幼虫1匹、マツカサガイの幼貝4匹、ドブガイの成貝1匹がとれました。タイリクバラタナゴとアメリカザリガニは、飼育用や学校で飼っているオオクチバスや個人で飼っている魚のえさ用に私以外の3人が分けて持って帰りました。

参加者のようす

私も用水路に入って調査をしようと思いましたが、ウエーダーの中がぬれていたので、用水路のまわりでツクシをとりました。用水路の底にはヘドロがあって、生き物がいるように見えなかったけど、メダカが群れになってたくさん泳いでいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

途中からもう1人のメンバーもツクシ採りに参加して、高校生サポーターのNAさんだけが調査を続けて、ミナミメダカやタモロコやタイリクバラタナゴやオイカワやマツカサガイやドブガイなどを次々にとっていたので、ヤバい(すごい)と思いました。家の近くのこんな用水路に、こんなにたくさんの水生生物がいることがわかって、とてもおどろきました。

その他

報告担当:SY☆(小5)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!
田中川の用水路はすごいですね!ドブガイやマツカサガイがいるのはすごいと思います。マツカサガイは準絶滅危惧種(じゅんぜつめつきぐしゅ)のはずです。また、ドブガイも最近ではなかなか見つかりません。両方ともタナゴ類(るい)の産卵(さんさん)のために必要な貝です。両方とも、川の下流域や池や用水の底(そこ)に泥が堆積(たいせき)しているような場所で生息しています。最近ではなかなか見つからない貝です。これからも調査を続けて下さい。また報告してくださいね^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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