活動レポート

活動レポート

バーブ工(こう)作り

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年03月10日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

6時間目が終わってから、明石川でバーブ工(こう)作りをしました。6年のメンバーが淡海の川づくりフォーラムで、大学の研究グループの小さな自然再生のバーブ工(こう)の発表を聞いてきて「明石川でもやってみたい!」となったからです。

参加者のようす

発表では流れに逆らって石を組むことで、石を組んだところだけは流れがなくなり、そこに落葉がたまって水生生物が増えて魚も増えるということだったそうです。今は落葉の季節ではないけど、ほかの有機物がたまったら水生生物が増えるかも知れないし、この場所はこの前の調査で、絶滅危惧種のニホンウナギやヒラテテナガエビがたくさん見つかっているので「バーブ工(こう)の石組みがいい住処になるなら一石二鳥だね!」と決まりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

川の中の大きな石を動かすのは思っていた以上に大変でした。1時間作業をしたら、みんな疲れていたけど笑顔でした。石を組んで流れがせき止められると、すぐにオイカワの幼魚たちがやってきて「わかるんだね」と思いました。石を動かした時に、ヒラテテナガエビの幼体2匹とシロタニガワカゲロウの幼虫2匹がとれたので、バーブ工(こう)の石組みにリリースしました。何ヶ月か後に、どんな生き物が住み着いているのか調査をしたいと思います。

その他

報告担当:SY☆(小5)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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