活動レポート

活動レポート

平野大池用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年02月23日

実施場所:

神戸市 平野大池用水路

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

平野大池用水路のいつもの場所で調査をした後、山へ続く用水路の上流部で調査をしました。2時間で、オイカワの幼魚85匹、ギンブナの幼魚3匹、ミナミメダカの成魚3匹、ゲンゴロウブナの幼魚1匹、モツゴの成魚1匹、コイの幼魚1匹、カマツカの幼魚1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体360匹、スジエビの幼体~成体10匹、アメリカザリガニの幼体6匹、シオカラトンボの幼虫2匹、ガガンボの幼虫2匹、ヒメミズカマキリの成虫1匹、タイワンシジミの幼貝~成貝約300匹、ドブガイの成貝1匹が捕れました。ゲンゴロウブナ、アメリカザリガニ、タイワンシジミは、肥料用や餌用に持ち帰りました。

参加者のようす

皆で協力して調査が出来ました。ドブガイが捕れ、貝殻も見つかりましたが、タナゴ類が捕れなくて残念でした。捕れる魚種や魚数も少なめでした。タイワンシジミが大量に繁殖していて、ドブガイと競合して負かせてしまう恐れがあるので、少しでも駆除が出来て良かったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

神戸版レッドリスト改訂(案)で、新しく絶滅危惧Bランクに登録される予定の水草のセキショウモが、用水路の流れがおだやかな水底の砂地にたくさん自生していました。近くにはオオカナダモがあったので、駆除を兼ねて持ち帰りました。

その他

報告担当:KR(中3)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!
平野大池用水路と山へ続く用水路の上流部で調査をしたとありましたが、2時間の調査は水が冷たくて大変だったんじゃないかな。よくがんばりましたね。
駆除対象(くじょたいしょう)の外来種(がいらいしゅ)は有効利用(ゆうこうりよう)するために持ち帰ったんだね。ゲンゴロウブナは外来種ではなくて国内移入種だけど、この水域(すいいき)では未発見で移入禁止(いにゅうきんし)だったのかな。
ドブガイを産卵場所にして繁殖するタナゴ類が見つからなかったのは残念ですが、タイワンシジミを少しでも駆除できたのは良かったですね。ドブガイがふえて、タナゴたちがもどってくるといいね^^
神戸版レッドリスト改訂(案)で新しく絶滅危惧(ぜつめつきぐ)Bランクに登録される予定の水草のセキショウモがたくさん見つかったのはよかったね。外来種のオオカナダモを駆除を兼(か)ねて持ち帰ったのはさすが玉一アクアリウムだと思います。
寒い中、みんなで協力して有意義(ゆういぎ)な調査活動ができたましたね。すばらしいです。また報告してくださいね。楽しみに待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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