活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年02月21日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

今日は、下流に近い明石川中流で1時間30分調査をしました。オイカワの幼魚70匹、コウライモロコの幼魚~未成魚51匹、ミナミメダカの成魚10匹、カマツカの幼魚~未成魚8匹、ドジョウの未成魚1匹、ヒラテテナガエビの幼体~未成体11匹、テナガエビの未成体1匹、ミナミヌマエビの成体6匹、モクズガニの幼体2匹、ハグロトンボの幼虫3匹、コオニヤンマの幼虫1匹、ガガンボの幼虫2匹、タイワンシジミの幼貝10匹がとれました。タイワンシジミは高校生サポーターのNAさんが持って帰り、ほかはリリースしました。

参加者のようす

明石川では、ほとんどとれなかった神戸市絶滅危惧Cランクのコウライモロコが、このごろよくとれるようになり、最初にとれ始めたのがこの場所だったので、調査に来たらやっぱりたくさんいました。NAさんと調査をがんばりました。コウライモロコが群れになって泳いでいる姿を初めて見ました。

感想・気づいたこと・考えたこと

川底の石をひっくり返すと、ここにもヒラテテナガエビがたくさんいました。この場所でヒラテテナガエビが確認できたのは初めてなので、この場所でも増えていることがわかってうれしいです。これからも調査をがんばります。

その他

報告担当:NR(小6)

玉一アクアリウムのみんなへ、報告担当NRさんへ
今まで確認できなかった貴重(きちょう)な生きものが見られるようになったのは、うれしいことですね。
周辺(しゅうへん)の家での下水道の整備(せいび)や、人々の環境意識の向上(こうじょう)とともに、みなさんの地道(じみち)な駆除作業の成果(せいか)でしょうね。
これから少しずつ暖かくなり、調査もやりやすくなりますね。「安全」と「コロナ」に注意して地道な調査をがんばってください。応援してします!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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