活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年01月11日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流で1時間30分調査をしました。オイカワの幼魚540匹、カマツカの幼魚15匹、コウライモロコの幼魚2匹、タモロコの未成魚1匹、ナマズの成魚1匹、ヌマムツの幼魚1匹、ミナミメダカの成魚1匹、アカミミガメの幼体~成体13匹、クサガメの成体2匹、ミナミヌマエビの幼体~成体約500匹、スジエビの成体14匹、ヒラテテナガエビの幼体1匹、ハグロトンボの幼虫2匹、コガタシマトビケラの幼虫2匹、ガガンボの幼虫1匹がとれました。アカミミガメは、ナーセリーの畑の肥料にするために持って帰り、ほかはリリースしました。

参加者のようす

いつも調査している場所より少し上流で調査をしました。気温が6度でとても寒かったけど、みんなでがんばりました。NAさんとNRさんが、川が深くなって流れが弱くなり、よどんでいる川底をタモあみで探ると、集団になって冬眠していたアカミミガメとクサガメ、1匹でひそんでいた大ナマズをとっていて、すごいと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

春~秋のアカミミガメは、流れの弱い深い場所にいて、ぼくたちが近づくとすぐに逃げてしまうので、しかけのカゴでしかたくさんとれないけど、こうして集団で冬眠しているところをまとめてとる方法もあるんだなと思いました。アカミミガメにはかわいそうだけど、明石川のためにはたくさん駆除できてよかったです。色んな在来種がとれて、神戸市絶滅危惧種のコウライモロコやミナミメダカやヒラテテナガエビもとれてうれしかったです。これからもがんばります。

その他

報告担当:KS(小5)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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