活動レポート

活動レポート

「川の日」に明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年11月01日

実施場所:

神戸市 明石川中流 田中川

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

今日11月1日は、1の数字が3つ重なって111となり、川の漢字に似ているので、今年から玉一アクアリウムは、11月1日を「川の日」に決めました。「川の日」だった今日は、明石川と田中川の合流点付近で2時間調査をしました。

参加者のようす

調査では、草のしげみや石の下や砂の中をタモ網でそっと探って、オイカワの幼魚~未成魚1260匹、カマツカの幼魚~未成魚45匹、ミナミメダカの幼魚~成魚28匹、ヌマムツの幼魚6匹、ドジョウの未成熟3匹、タモロコの成魚2匹、ゲンゴロウブナの幼魚2匹、ウシガエルの幼生1匹、ニホンアマガエルの成体1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体1510匹、ヒラテテナガエビの幼体7匹、テナガエビの幼体~成体5匹、スジエビの成体1匹、アメリカザリガニの幼体3匹、モクズガニの幼体~成体9匹、ギンヤンマの幼虫8匹、シオカラトンボの幼虫5匹、ハグロトンボの幼虫4匹、ハリガネムシの成虫1匹、オオカマキリの成虫1匹がとれました。アメリカザリガニの幼体は学校で飼っているオオクチバスの餌に、ゲンゴロウブナの幼魚とウシガエルの幼生は駆除をしてナーセリーの肥料にそれぞれ持って帰り、他はぜんぶリリースしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

みんな2時間、一生懸命頑張りました。始めは温かかったけど、だんだん寒くなってきました。調査では外来種もとれたけど、在来種や絶滅危惧種もたくさんとれました。神戸市絶滅危惧Aランクのヒラテテナガエビも幼体が何匹もいて、増えていることがわかってよかったです。私の個人的な感想は、砂の中を探って初めてドジョウがとれてうれしかったです。

その他

報告担当:TS(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、今回も活動レポートを送ってくれてありがとう!
今回、川の字に似(に)ていることから11月1日をクラブの川の日に決定したのですね。とてもすてきなアイデアです。みんなで決めた日なのでぜったい忘れないですし、カレンダーをみたら必ず思い出しますね。川の日が近づいてくると、どんな活動をしようかときっとわくわくすると思いますよ。(^^)
記念(きねん)すべき第1回の川の日もたくさんの生きものを調査できましたね。TSさんのレポートがとてもていねいで分かりやすく、レポート力(りょく)がどんどん上手になっていることが分かります。お友だちに分かりやすく伝えることは、とてもむずかしいですが、ふだんから生きもののつかまえ方をみんなに教(おし)えたり、活動をみんなの前で発表したりする中で上手になってきたのでしょうね。これからもますますレポート力に磨(みが)きをかけてくださいね。楽しみにしています。
こどもエコクラブでは、今年も全国エコ活コンクールの募集が始まっています。ぜひ、この1年間の活動をふりかえって、壁新聞や絵日記にまとめてみてくださいね。みなさんからの応募(おうぼ)を待ってますよ♪
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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