活動レポート

活動レポート

朝のしかけの確認と櫨谷川探検

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年10月12日

実施場所:

神戸市 明石川支川櫨谷川

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

しかけの中に水の中で息ができないカメやカエルが入ると死んでしまうので、朝6時に櫨谷川に集まって、しかけの確認をしました。モクズガニとコイが入っていて、水の中で息ができない生き物は入ってなかったので、しかけはそのままにしました。夜が明けたばかりで、水面には魚たちの波紋が広がっていました。昼は波紋が広がらないので不思議に思いました。

参加者のようす

3年生の櫨谷川探検で私がしかけを上げた時にはモクズガニしか入っていなくて、コイは逃げてしまっていたけど、グループでモクズガニの観察ができました。櫨谷川探検で3年生みんなでとった生き物は、オイカワ、カワヨシノボリ、カマツカ、ドジョウ、ミナミヌマエビ、モクズガニ、ヒメミズカマキリ、コオイムシ、ギンヤンマ、サナエトンボ、シオカラトンボ、ハグロトンボです。とくにオイカワとミナミヌマエビが多かったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

私は初めての櫨谷川探検で、オイカワやミナミヌマエビのほかにモクズガニやサナエトンボやコオイムシがとれて、とても楽しかったです。

その他

報告担当:TR(小3)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!
朝晩は低く飛ぶこん虫をねらってオイカワなどが水面近くを泳ぎます。だから波紋(はもん)が広がっていたのでしょう。そこに毛バリを落とすとオイカワなどがつれますよ。ぎゃくに、昼間は水面近くにいると鳥にねらわれるので近づきません。早朝にだけ魚による波紋が現れることについて「なぜ?」と気づく目を持っているみなさんはすばらしいと思います。
報告にあるように多くの生き物がすんでいるきれいな櫨谷川ですが、もし川がなくなってしまうと、今川にすんでいる生き物も、それをねらってやってくる生き物もすべていなくなってしまいます。川という自然をうしなうことはすむ生き物もうしなうことになります。
みんなで協力して、こんなステキな櫨谷川が50年後も今以上にきれいな流れであるようにしていきたいですね。また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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