活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年09月05日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

集合時間より10分以上前にナーセリーに着いたので、すぐ近くの田中川水路で10分間調査をしました。グッピーの幼魚~成魚30匹、ミナミヌマエビの幼体26匹、ヌマガエルの幼生3匹、コオイムシの幼虫~成虫3匹、種名不明のトンボの幼虫1匹、シオカラトンボの成虫1匹、アオモンイトトンボの成虫1匹がとれ、グッピーは飼うために持って帰り、ほかはリリースしました。

参加者のようす

そのあと、明石川で10月に予定している学校の4年生明石川探検の下見もかねて、明石川探検をする場所で1時間30分調査をしました。オイカワの幼魚3000匹以上、ヌマムツの幼魚4匹、ギギの幼魚3匹、タモロコの成魚1匹、ミナミメダカの成魚1匹、ゴクラクハゼの成魚1匹、ニホンウナギの幼魚1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体3000匹以上、スジエビの成体5匹、ヒラテテナガエビの成体1匹、アメリカザリガニの成体1匹、モクズガニの幼体~成体6匹、シオカラトンボの幼虫7匹、ハグロトンボの成虫6匹、イトトンボの幼虫5匹、ギンヤンマの幼虫1匹、ショウジョウトンボの成虫1匹がとれ、アメリカザリガニはナーセリーの畑の肥料に持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。今年も明石川が何回も増水して、何ヵ所も川の流れや深さが変化していました。暑くてもみんな調査に集中して、もくもくと真剣にがんばっていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

オイカワの幼魚が足元にまとわりついてきて、信じられないくらいたくさんいました。オイカワの成魚やコウライモロコの成魚の群れもたくさんいました。環境省や神戸市の絶滅危惧種もとれました。ぼくは、タモロコの成魚とギギが初めてとれたのでうれしかったです。オイカワや絶滅危惧種を守るために、これからも調査を続けます。

その他

報告担当:NR(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとう!
みんなの継続(けいぞく)した取り組みは本当にすばらしいね。報告を聞く度にオイカワが増えたり、絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)がかくにんされたり、とてもうれしいです!水中や川岸の外来種を駆除(くじょ)したり、環境を整えることで、本来の明石川の生態系が回復しているんだね。
地球の気候変動がきびしくなってきて、環境が大きく変わる危険性(きけんせい)も高くなってきていますが、みんなの力で明石川の生態系を守っていってほしいな!これからも観察を続けて報告してね。待っています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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