活動レポート

活動レポート

琵琶湖で「たつべ漁と地引き網体験」

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年07月19日

実施場所:

滋賀県 琵琶湖

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

琵琶湖を戻す会の高田さんと守山漁協の戸田さんに漁船に乗せていただいて、琵琶湖で、たつべ漁と地引き網を体験しました。たつべ漁は、ぼくたちが明石川の調査の時に使うカニカゴのしかけとそっくりで、たつべがひもで何個もつながっていました。えさが鳥肉だったのでおどろきました。漁船に引き上げると、ブルーギル、テナガエビ、アカミミガメ、ニホンウナギ、アメリカザリガニがとれていました。地引き網は、琵琶湖の砂浜におりて、右と左の2つに別れて両方からつなを一生懸命砂浜に引っ張り上げました。オオクチバスの幼魚が一番多く、ほかにブルーギル、コイ、ワカサギ、ヌマチチブなどの外来種や国内外来種がとれていましたが、在来種もオイカワ、ハス、モツゴ、ホンモロコ、スゴモロコ、カマツカ、ビワヒガイ、シロヒレタビラ、ニゴイ、ギンブナ、ウキゴリなど、たくさんとれていてうれしかったです。

参加者のようす

メンバーたちは、琵琶湖での体験をとてもうれしそうにがんばっていました。地引き網は、右と左のつなを同じ早さで引き上げなければいけないので、お互いに同じ早さかどうか、つなの長さを確認しながら引き上げました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ぼくは、去年も参加していて、今年もオオクチバスの幼魚は多いけど、ブルーギルはすごく減っていて、在来種の種類や数が増えていて、とてもうれしかったです。野生にいるのを初めて見た在来種や固有種もいたので、勉強になりました。琵琶湖の在来種や固有種を10匹ぐらい持って帰って、学校に展示する予定です。

その他

報告担当:IK(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。琵琶湖で、たつべ漁と地引きあみを体験したんだね。とてもいい体験ができたね!うらやましいなぁ。IKさん、その時のようすを報告してくれてどうもありがとう!
「琵琶湖を戻す会」の高田さんたちは、「琵琶湖を外来魚のいなかったころにもどしたい」というねがいなのかな、玉一アクアリウムのみなさんのねがいと同じだね。たのもしいなかまだね!
「外来魚の駆除(くじょ)」と「在来種の増加」をセットで考えているところも同じだね。なかま同士でどんな話をしたのかな?もっと、くわしく聞きたいな!
オオクチバスの幼魚が一番多かったのは少し残念だったけれど、在来種もたくさんとれていてうれしかったね。よかったね。学校で在来種や固有種を展示するときには、お世話になった高田さんや戸田さんの気持ちもいっしょにたくさんの人に伝えられるといいと思うよ。
つぎの報告も楽しみに待っているね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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