ねらい |
- 日常の生活と密接につながっている小売店での環境への取り組みを調べることから、私たちの社会が環境問題をどのように考えているかを学習します。
- 消費者の立場から自分たちのライフスタイルを見直し、具体的に実践していきたいことを考えます。
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進め方 |
【導入】
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探検する店を決め、事前に店の了解をとっておきます。また、4つのウォッチングポイントをどのように調べるかを話し合います(担当を決めて分担して回るのか、全員が全ポイントを調べるのかなど)。 |
【実施】 |
お店探検に出かけます。お客さんにインタビューをして、買う人の意識についても調べてみましょう。 |
【発展】 |
お店探検が終わったら、自分たちが調べたことをまとめて、他のメンバーにも分かるように発表します。 |
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ポイント |
- 色々と気付いたことを自分の実践へとつなげることが大切です。
- お店の中での行動は、お店の仕事の邪魔にならないこと、お客さんに迷惑をかけないこと、商品を傷つけないことなど、注意することが多いので充分に周知しておきましょう(お店の人の了解をとっておくことが大切)。
- 一度にたくさんの時間がとれなければ、ポイント毎に活動日を変えることもできます。
- 低学年と高学年が混ざっている場合は、役割分担をうまくしてあげましょう。高学年のしっかりとした対応を低学年に見せてあげることも大切な学習になります。
- 自分たちの学習であると同時にお店の人やお客さんに対する意識づけにもなりますので、きちんと調査しましょう。
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応 用 |
- 調査結果を家族で話し合ったり、お店の人にも見てもらいましょう。
- お店から出たリサイクル資源が他の産業とどのようにつながっているかを調べることで資源循環の学習へも発展します。
- 環境にやさしい商品の購入と3R※を実践することは、相互に関係していることを理解して消費者教育とも関連づけできます。
- ごみ減量や3Rを考えるなど実践的な学習に発展できます。清掃工場などの見学や家庭のごみ調べなどにも関連させることができます。
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