空 気 8 地球温暖化を考えよう 気 軽
ねらい
  • 地球温暖化の原因となっている二酸化炭素(CO 2)の増加と自分たちの暮らしがどのようにつながっているかを調べ、地球温暖化防止に向けて家庭や自分でできることを考えます。
  • 日本のようにエネルギー使用量が多い先進国では、一人ひとりが生活の中においてちょっとした行動を積み重ねていくことが大きな成果につながることを理解します。
進め方
【導入】 地球温暖化の原因になっている二酸化炭素の増加を考える上で、100年前と現在ではどのような点で違いがあるか、イラストを見ながら考えましょう。
【実施】 自分の家では、どのような所で二酸化炭素を排出しているか、燃料や電化製品を調べてみます。チェックした結果を見て、感じたことをみんなで意見交換し、地球温暖化防止に向けて自分たちにできることを話し合ってみてください。
【発展】 二酸化炭素の増加を防ぐのに大きな役割を果たすとされる木に注目してみたり、空気について総合的に学習してみましょう。
ポイント
  • 地球温暖化を防止するというグローバルな課題が一人ひとりの行動とどのようにつながっているかを理解することが大切です。
  • 私たちの生活が多種多様なエネルギーによって支えられていることを振り返ってみましょう。
  • 地域や季節によって、使用するエネルギーの種類や量がかなり異なることを確認しておきましょう。
応 用
  • 環境家計簿のような手法を取り入れてエネルギー使用量を数量的に調べ、それぞれのエネルギーごとに二酸化炭素の排出量を算出してみましょう。
  • 直接的なエネルギー使用だけではなく、家庭ごみを清掃工場で焼却する際にも二酸化炭素を排出しているなど、間接的なしくみにも注目してみましょう。
  • 二酸化炭素を減少させるために、工場などではどのような工夫をしているかを、企業の環境レポートなどを取り寄せて調べてみましょう。
  • 新聞を読んで、国や国際機関での取り組みを調べてみましょう。
  • 日本の家庭生活におけるエネルギー使用量が、国際的にみてどの位のレベルにあるのかを他国と比較して、自分たちの国際社会における責任を考えるなど、国際理解の学習と関連させることもできます。

戻 る