ねらい |
- 生きものにとって大切な役割を持っているにも関わらず、日常は意識されることの少ない空気について考えます。
- 酸素が豊富にある空気の清々しい海浜や森林などの自然が人にやすらぎを与えることを体験し、その感覚を身につけます。
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進め方 |
【導入】
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身近な所で「おいしい空気」が吸える所はどこにあるか、意見を出し合います。その時、「おいしい」のイメージも話し合ってみます。 |
【実施】 |
「おいしい空気」がある場所を「おいしいクーキ屋さん」と題して探しにいきます。「クーキ屋さん」の特徴や周りの様子について記録して、その場所をPRするためのチラシを作ります。 |
【発展】 |
地域の「クーキ屋さん」をたくさん探し出し、表や地図を作成しましょう。また、それらの場所の特徴から、「おいしい空気」ができる条件について考えまとめてみましょう。 |
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ポイント |
- 「おいしい」というイメージがうまくわからなければ、「おいしくない」という逆のイメージから考えてみます。
- みんなのイメージ一つひとつを大切にするようにします。
- 「おいしい」のイメージと「クーキ屋さん」の特徴を関連付けて考えます。
- 「おいしくない」という場所にも行ってみて、なぜそう思ったかも話し合ってみます。
- 「おいしいクーキ屋さん」という仮想のイメージを楽しみながらみんなでPRチラシを作ってみましょう。チラシにはイラストやポップ広告などの技法を工夫し、仕上がったら発表会をしてみましょう。
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応 用 |
- 酸素を供給する植物のしくみ、植物が果たす自然界での役割などについて考えます。
- 環境省のプログラム「こども葉っぱ判定士」にチャレンジして、樹木の種類とCO 2の吸収量との関係なども調べてみましょう。
- 「おいしい空気」が出来るにはどんな条件が必要なのか、樹木や水、土壌などの周辺環境をしっかりと把握・整理して他の場所と比較してみましょう。
- 人によって色々な考え方や感じ方があることに気づくとともに、自分の観察した内容や意見を、工夫して発表する体験ができます。
- 自分の地域の「クーキ屋」を守っていくためにできることを考え、実践活動に結びつけてみましょう。
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