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case03 西目シーガルエコクラブ(秋田県由利本荘市)

2019.07.10 掲載

今回は秋田県由利本荘市の「西目シーガルエコクラブ」さんにフィーチャリング★
由利本荘市立西目小学校の全校児童が登録する「西目シーガルエコクラブ」さんは、何と2019年度で活動11年目!児童みんなで一丸となって地域の中で元気に環境活動をしている頼もしいクラブです。

DSC_0017_.jpg「西目シーガルエコクラブ」さんの暮らす由利本荘市は、日本海沿いの海辺の町でありながら水田が広がる豊かな土地です。鳥海山のふもとに広がる斜面にはりんごが栽培されています。しかし、この豊かな土地がいまあるのは、西目潟の開拓や砂地を緑化するための植林、斜面にりんご栽培ができるような工夫など昔の人たちのたゆまぬ努力があってこそ。
クラブの子どもたちは、それらの思いや努力をしっかり受けついで、様々な活動に取り組んでいます。

 

さて、早速インタビューしてみましょう!インタビュー.bmp

aruku-h.pngずっと以前から地域の中で活動されていたとのこと。こどもエコクラブに登録したことで何か変わりましたか?
nisi.jpg自然が豊かなのであまり「環境」を意識せずに、各学年で植林や稲やりんごの栽培、清掃活動などを行ってきましたが、こどもエコクラブとして行動することで、より環境を意識するようになりました。
クラブの「自慢」を教えてください。aruku-h.png
nisi.jpgIMGP7778.JPG敷地内に、小川、水車、広い池、広い芝生のある「親水公園」があって、みんなでその清掃活動をしています。親水公園に流れる水は、地域の田んぼの農業用水でもあるので、清掃活動で単に公園がきれいになるだけでなく、水田の環境を汚さないことにもつながることに気づきました。「1つの取組」がいろいろなことにつながっていることを実感しながら、メンバーたちは真剣に清掃活動に取り組んでいます。
aruku-h.png地域の方々と一緒に活動することもあるとか。
nisi.jpg植林活動を続けていますが、昨年度は海辺の砂地だったところを緑化するための植林を地域の方々と行いました。そのほか、りんごの栽培や米作りなど、地域に密着した活動に取り組んでいます。高学年のボランティア委員会の子どもたちが中心になって、地域の空き缶回収も行っています。
aruku-h.png印象に残っている活動はありますか?
nisi.jpg田植え、稲刈り体験にとどまらず、1年間を通して米作りの様々な作業を体験しています。主に5年生が春の種まきに始まり、田植え、成長の観察、おいしいお米がとれるようにかかし作り、稲刈りを行っています。とれたお米は給食で食べたり、おにぎりパーティを開いたりして、収穫の喜びを味わっています。
また、5年生がリードして、私たちだけでなく、幼稚園児・中学生・高校生、地域の方にもかかし作りを呼びかけています。かかしの胴体を膨らませるためにタオルを詰めたり、縄を使って結んだり、土に還らないビニール袋は使用しないなど、かかし作りでももちろんエコを意識しています。

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いろんなかかしが田んぼに並ぶんですね。作るのも楽しそうですが、並んだかかしを見るのも楽しそう!インタビュー.bmp

aruku-h.png学校のクラブは全国にたくさんありますが、全校のクラブはそんなに多くありません。全校で取り組むからこそできることは何でしょう。
nisi.jpg小学校1年生と6年生とではまったく発達度合いが違います。全校で行うことで、それぞれの学年の発達段階にあわせて「自分たちができること」に取り組むことができます。
また時には異学年での縦割り班で活動し協力し合うことの大切さを体験したり、各学年で行った活動は学習発表会で紹介したりして、活動に広がりも見られるようになっています。

インタビュー.bmp昔の人の思いを受け継ぎながらみなさんが真摯に活動しているからこそ、その思いが地域の方にも伝わってみんなが応援してくれているのだと思います。今年も豊かな自然で楽しく活動してくださいね!
西目シーガルクラブさん、どうもありがとうございました。

「リアルヴォイス」では、以下のようなクラブやメンバーたちをとりあげて紹介していきます。
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  1. 地道にコツコツと地域で活動しているよ!というクラブ
  2. ゆかいなクラブ名の秘密、教えます!というクラブ
  3. 大学生・社会人としてがんばっているこどもエコクラブのOB/OG