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第2回:☆長野県松本市市民環境部環境政策課・金山 博文さん

2011.07.19 掲載

こどもエコクラブに関わるサポーター・コーディネーターさんたちが、こどもエコクラブのサポートやコーディネートを通じ、どんな活動プログラムを行っているのか、またどんなことを感じているのかそのリアルな声をご紹介します♪

他のサポーターさんやコーディネーターさんのご意見は、クラブをサポートする側にとって大変興味深いものかと思います。このコーナーがクラブに関わる多くのみなさんにとって取り組みのヒント・今後の活動の充実のための参考となって、どんどんクラブが元気になりますように★

第2回:金山 博文さん(JECコーディネーター歴2年)

プロフィール松本市.bmp

■地域での関係団体などと協力・連携をどのように行っていますか?

松本市では、昨年度より「環境教育事業」に力を入れており、「松本市小中学校環境教育支援事業」を行っています。これは、企業や団体から提案いただいた授業を学校の総合学習の時間に行うもので、古新聞を利用した紙の薪作りや、リサイクル工作づくり、グリーンカーテン、家電の省エネルギーの方法等を学ぶもので、昨年度の5つから今年は23つにメニューを増やしています。

これまでも、学校独自での環境学習は行っておりますが、更に市の教育委員会指導室を通じて校長会で紹介したり、各学校に呼び掛けを行うようにしたところ、たくさんの学校から希望がくるようになりました。

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■コーディネーターとしてどのようなことをされていますか?

環境政策課では、小中学校環境教育支援事業のほかに、学校が休日となる日に合わせ、幼児~中学生までの親子で自然に触れる事ができる「エコスクール」を実施しています。松本の豊かな自然を実感する、上高地など山里での自然観察会や星空観察、国宝松本城周辺の市内を巡る湧水めぐり等のプログラムで、昨年度は親子200人以上の参加がありました。

自然豊かな土地とは言え、自然の見方や感じ方、遊び方などをインタープリター交えて、体験できることはとても新鮮なようで、リピーターも大勢います。

こどもエコクラブのコーディネーターとしては、まずたくさんのこどもたちにこどもエコクラブメンバーになってもらおうと、チラシやポスターを各学校、児童館、教育施設等に配布しています。また、こどもエコクラブのキットを配布する際に、「エコスクール」の情報も一緒に送付しています。こどもエコクラブメンバーの参加もあるようです。

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■こどもエコクラブと接して感じる事、コーディネーターを通じて自身が変化したことはありますか?

直接特定のこどもエコクラブであるかどうかはわかりませんが、こどもたちと接していて、環境学習の場がたくさんあることで、多くのこどもたちが参加でき、そこから何かひとつでも発見するものがあればと思っています。コーディネーターとして、私自身も改めて学ぶことが多く、子どもたちといい経験をさせてもらっています。

■コーディネーターになって、苦労したこと困ったことはどんなことでしたか?またどのように解決しましたか?

クラブやサポーターさんとの直接のやりとりが薄く、活動報告や壁新聞がなかなか提出されない点に悩んでいます。やはり、会員の皆さんからのフィードバックがないと、成果がなかなかわかりづらいです。継続で参加してくださっているクラブがあるので、今年はサポーターの皆さんとお会いできる機会があればと思います。

■全国のこどもエコクラブコーディネーターにメッセージをお願いします。

アルプちゃんpattern10-JPG.jpg私も、まだまだ始めたばかりで、逆にアドバイスが欲しいです。とにかく、参加の呼び掛け等を積極的に行って、こどもエコクラブにもっと関わっていきたいと思っています。また、県内や全国のコーディネーターさんやサポーターの皆さんとお会いできる機会があればと思います。  お礼.gif

(参考:松本市ウェブサイトhttp://www.city.matsumoto.nagano.jp/) 

みんなもチャレンジしてみよう!

「リアルヴォイス」では、幼児から取り組める簡単なプログラムから、学校や地域全体で取り組めるプログラムをご紹介いただけるサポーター&コーディネーターを大募集しています!また「こんなプログラムを紹介してほしいな」というリクエストも同時に受付けています♪

タイトルを「リアルヴォイス」とし、ぜひ全国事務局までメールをお寄せください。
プログラムをご紹介いただいた方は、こどもエコクラブ粗品を差し上げます。
皆様からのたくさんの声(ヴォイス)を、お待ちしています!

こどもエコクラブ全国事務局