【ご報告】平成28年熊本地震被災地の子どもたちへの支援について
2017.05.02 掲載
公益財団法人日本環境協会（こどもエコクラブ全国事務局）は、2016年4月に発生した熊本地震をうけ、被災地のこどもエコクラブの支援のための「熊本地震使途限定募金」を受け付け、下記の支援を行いましたので、ここに報告いたします。
目的
平成28年熊本地震被災地の子どもたちが今後も元気に環境活動を続けることを応援するとともに、全国の仲間に子どもたちが感じた地震体験の声を伝えて、災害や防災を考える機会を提供する。
熊本地震使途限定募金について
○受付期間 2016年4月20日～2017年2月末
○周知方法 ウェブサイトへの掲載、こどもエコクラブメールマガジンでの配信、
クラブへの寄附受付のチラシ配布による寄附の呼びかけ
○寄附者
全国のこどもエコクラブおよび一般
こどもエコクラブに支援※いただいている株式会社プロントコーポレーションからの寄附
※同社の社会貢献活動「P-LOVE GREEN」キャンペーンの一つとしてこどもエコクラブを支援
■熊本地震にかかる使途限定募金の寄附者一覧
支援内容の検討
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被災地クラブへのアンケートの実施
- 被災地のクラブの要望を確認するため、熊本県・大分県の平成28年度登録クラブおよび平成27年度（前年度）登録クラブに対して、希望する支援についてアンケートを実施した。
○アンケート対象クラブ 熊本県 26クラブ、大分県 40クラブ
○アンケート実施時期 2016年6月～7月 -
熊本地震にかかる使途限定募金支援内容検討委員会の実施
- 被災地のクラブの要望を踏まえ、こどもエコクラブとして行う支援について有識者を交えて検討する検討委員会を実施した。
○日程 平成28年9月7日（水）15：30～17：00
○検討委員 （五十音順・敬称略） 
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支援内容
- （１）被災地のクラブへの「こどもエコクラブ 応援タオル」の作成と配布
クラブの活動等でも活用できるオリジナルタオルを作成した。なお、全国のクラブに対して被災地のクラブへの応援メッセージを公募し、選定したメッセージ※と、こどもエコクラブイメージキャラクター「エコまる」、熊本県キャラクター「くまモン」と大分県キャラクター「めじろん」をタオルに織り込んだ。
※大阪府大阪市「せいわこどもエコクラブ」から届いた「元気なえがお くまもと・おおいた・こどもエコクラブ」を選定。
- （２）こどもエコクラブ～災害に学ぼう～ぼくたち・わたしたちの体験メッセージブック」の作成・配布
熊本地震をはじめ、2016年度に起こった災害（鳥取中部地震、岩手県岩泉町の河川増水）を体験したクラブの子どもたちから、どう災害に対応したか・子どもたちでもできたこと・感じたこと、こうしたら良かった！と言う声を集め、それをとりまとめたメッセージブックを作成した。
支援内容の配布について
「がんばれ熊本！大分 エール交換」
2017年3月に開催した「こどもエコクラブ全国フェスティバル2017」にて、熊本県と大分県から参加したクラブと、タオルメッセージを考えた大阪府のクラブとでタオルと冊子を交換し合う「がんばれ熊本！大分 エール交換」を実施した。
熊本県と大分県のクラブから、地震の怖さや日頃の備えや防災の心がけの大切さについて全国のクラブに直接伝える機会を設けるとともに、全国のクラブから応援メッセージを発信した。
■「がんばれ熊本！大分 エール交換」のついてのプレスリリースについて プレスリリース
被災地クラブおよび全国クラブへの配布
2017年3月末
[応援タオル]熊本県、大分県の登録クラブメンバー全員、地方事務局開設自治体、寄附者へ送付。[メッセージブック]熊本県、大分県の登録クラブ、地方事務局開設自治体、メッセージブックに声を寄せてくれた鳥取県、岩手県のクラブ、寄附者へ送付。
2017年4月より順次
[メッセージブック]全国の登録クラブ
収支
○収入：80の個人・団体、プロントコーポーレーションからの寄附（内訳） 合計 1,500,000円
○支出：タオル制作費、メッセージブック制作費、配布にかかる発送・梱包費、
熊本県・大分県クラブの全国フェスティバル参加にかかる交通費
合計 1,788,005円
※詳細：平成28年熊本地震にかかる使途限定募金 収支報告
