「第16回草津市こども環境会議」に行ってきました！

2017.02.08 掲載

　1月28日(土)、滋賀県草津市で開催された「第16回草津市こども環境会議～未来(あした)のためにみんなで行動！～」におじゃましてきました！2001年に「こどもエコクラブ全国フェスティバル」を開催したことをきっかけに始まったこの会議も今年で16回目、一年間の環境活動・環境学習をふりかえる行事としてすっかりおなじみになっています。

　「こどもと大人の環境井戸端会議」の今年のテーマは、「ぼくのわたしの未来（あした）のためにできること」です。市内の小・中学校から代表として選ばれた10名の子どもたちが、事前に考えてきたアイデアを発表し、それをもとに議論をしました。会場の大人たちからのきびしい質問にも、一生懸命考えて自分の言葉で回答する様子がとても頼もしかったです。一つでも多くの提案が、未来の草津市で実現されるよう、みんなで力を合わせていきましょう！

　続いて、お待ちかねの「エコ活動取材ラリー」が始まりました。市内の幼稚園や小・中学校、こどもエコクラブが日ごろの環境学習・環境活動の成果をまとめた壁新聞を掲示し、取材をしあいます。生き物の話あり、食べ物の話ありと、様々なテーマがとりあげられており、新聞をみているだけでも興味深いのですが、やはり作った本人たちから説明を聞くと、伝わり方が違います。どのグループもすごくしっかりした発表をしていてびっくり！一生懸命準備をしたあとがうかがえました。中には田んぼをつくって(!?)、田植えの体験をさせてくれるブースも!!

 

 

 

 

　

　

　みなさんの説明や、その後の質問に答える様子を見ていると、単に活動するだけではなく、その結果をきちんとまとめることの大切さがよくわかります。あとから振り返ることで、活動中には気がつかなかった発見をすることもありますね。また、それを人に伝えることにより、体験したことが完全に自分のものとして身につくように思います。草津の子どもたちの「環境力」の高さを実感した一日でした。壁新聞の説明をし、質問に答えてくれたみなさん、ありがとうございました!!

　企画・準備から当日の運営まで奔走いただいた実行委員会のみなさん、そしてずっとご協賛いただいている草津ライオンズクラブ様に、あらためて御礼申し上げます。このような、子どもたちが主役の環境イベントを全国各地に広げていけるよう、私たち全国事務局もがんばっていきたいと思います。