活動レポート

活動レポート

伊川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年06月21日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川が雨のあとで増水していたので、明石川下流で合流している伊川で調査をしました。1時間で、ニホンウナギの幼魚34匹、ミナミメダカの成魚9匹、ゴクラクハゼの成魚8匹、ドジョウの幼魚4匹、ボラの幼魚2匹、ブルーギルの幼魚2匹、オオクチバスの幼魚1匹、ナマズの幼魚1匹、ミナミヌマエビ140匹、テナガエビ8匹、ヒラテテナガエビ1匹、モクズガニ10匹、ガガンボの幼虫2匹がとれました。特定外来生物のブルーギルとオオクチバスは、駆除をしてナーセリーの肥料に持って帰りました。新型コロナウイルス対策のため、まだみんなで外来種の試食ができないので残念です。

参加者のようす

みんな調査をがんばって、石の下にかくれているニホンウナギやゴクラクハゼやドジョウやテナガエビをどんどん探してとりました。ニホンウナギの1年生と2年生をたくさん見られてよかったです。土手の桜の木で、もうニイニイゼミが鳴いていて「今年はめっちゃ早いね」と話をしました。いつもの年は、7月14日ごろから鳴き始めます。

感想・気づいたこと・考えたこと

今年生まれた小さかったナマズの幼魚が、とても成長していました。ナマズの幼魚の成長は、いつも「とても早い」と感じます。

その他

報告担当:IK(小6)

玉一アクアリウムのみなさんへ
梅雨に入りましたが、川の増水にもしっかり気をつけて活動していて安心いたしました。長靴や防水つなぎも水が入ると大人でも危うくなるので、十分気をつけて活動を行ってくださいね。
さて、水辺の調査をしながらも、セミの鳴き声の変化に気がつくなど、さすがだなぁと感じます。
これまでの現場活動が、知識だけでなく、五感で感じ取る感性も育ったのだと嬉しく思いました。こうした知識と経験は両方大切です。
そしてそれを続けるには、楽しさも必要ですよね。またみんなが集まって環境活動が再開されるのを楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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