活動レポート

活動レポート

田中川水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年06月08日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川水路

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

ナーセリーのすぐ近くの去年グッピーが大量発生した小さな水路で調査をしました。1時間で、グッピーの幼魚~成魚42匹、ヌマガエルの幼生~成体5匹、トノサマガエルの成体1匹、ミナミヌマエビ17匹、ガムシの幼虫11匹、コオイムシの幼虫3匹、シオカラトンボの幼虫2匹がとれました。グッピーは飼うために持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。

参加者のようす

みんなで一致団結して「グッピーを見つけてとる」という思いで、一生けん命がんばりました。みんな、どろだらけになりながらがんばりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

プラティやグッピーは、今までかわいいと思っていたけど、ここでとれた野生化したグッピーの成魚は、しっぽの長い巨大メダカみたいで、こわいと感じました。メスの成魚のおなかには、赤ちゃんをたくさん持っていたので、ここで駆除ができてよかったと思いました。近くの地下水路で冬をこせてしまったみたいです。どうして逃がすんだろうと思いました。これからも、この水路の調査も続けます。

その他

報告担当:SH(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
調査おつかれさまでした。みんな泥だらけになってがんばったおかげで、今回もたくさんの生きものが見つかりましたね。
水路には昆虫の幼虫や、ヌマガエルのオタマジャクシがいて、ちゃんと命をつないでいるのがわかります。コオイムシは全国的には少なくなっている昆虫で、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧とされていますが、小さな水路でも幼虫がそだっていける環境がたもたれているのですね。
その中でやっぱり気になるのは、今回とることを目標にしていたグッピーです。ここにはまだまだたくさんいるようですね。むかしは日本の冬をこせないだろうと言われていましたが、寒い時期も地下水路にひそんで生活しつづけられるのは大問題です。
ペットを飼っている人には生きものを外に放さないよう、呼びかけを続けないといけませんね。たくさんの人に、外来種がふえないようにがんばっているみなさんの活動を知ってもらいたいです。
これからも調査を続けて、水路の環境をみまもってください。つぎのレポートを楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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