活動レポート

活動レポート

キクイモ掘りと明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年12月29日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流の河原で、1時間30分かけてみんなで外来種のキクイモの芋をスコップで掘りました。今日もドウガネブイブイとハナムグリの幼虫やナナホシテントウの成虫や冬眠中のカナヘビやキセルガイなどが見つかり、うめ戻す時に元の場所にリリースしました。いくつものキクイモの株から芋がたくさんとれました。放っておくと、また増えてしまうので小さな芋も残さずにとりました。そのあと、20分調査をしました。今日の調査は川の中から川岸に生えて実をつけている野生のタコノアシを見つけるのが目的だったので、あまりタモあみでとる時間はなかったけど、オイカワの幼魚~若魚約100匹、ミナミヌマエビ120匹、ゲンゴロウブナの幼魚1匹がとれました。ゲンゴロウブナは、ぼくが飼うために持って帰り、ほかはリリースしました。タコノアシも今日新しく見つけたものがたくさんありました。

参加者のようす

キクイモ掘りは、腰がいたくなってとてもたいへんだったけど、みんなで協力してたくさんとりました。先生も来てくれて掘ってくれたので、この前よりもたくさんとれました。これでキクイモカレーを作ります。調査の時には、小さなメンバーがオイカワやミナミヌマエビをとって、うれしそうでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

キクイモがたくさんとれて駆除できてよかったし、神戸市絶滅危惧種のタコノアシが川岸にたくさん生えているのが見つかってうれしかったです。成果が少しずつ出ているのかなと思います。

その他

報告担当:NR(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
今回は、明石川中流の河原で外来種くじょのため、キクイモをスコップで掘りだしたのですね。また増えてしまわないよう小さなイモも残さずにとるのは大変だったでしょう。腰はだいじょうぶかな?
先生も来てくれてみんなで協力してたくさん掘り出すことができてよかったですね。これでおいしいキクイモカレーを作って食べられますね。土から出てきたコガネムシ類の幼虫などの生き物を元の場所にうめもどしてあげたのもよかったと思います。
川の中から川岸に生えて実をつけている野生のタコノアシをはじめ、新しく見つけたタコノアシがたくさんあったのですね。よかったなー。活動の成果が少しずつ出ているのかと思うとうれしくなりますね。
川の中の生物調査をする時間はあまりなかったのにいつものようにたくさんの生き物を見つけました。調査の段取りがよいからだと思います。小さなメンバーたちには陸上の活動よりオイカワやミナミヌマエビをとる方が楽しくてうれしかったでしょうね。 また報告してくださいね。待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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