活動レポート

活動レポート

ミナミメダカの採集

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年12月24日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川用水路 玉津第一小学校

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

学校で4年間飼っていたタイリクバラタナゴが、お年寄りになって水カビ病が出てきたので、ミナミメダカと入れかえるために、ミナミメダカがたくさんいる田中川用水路に行きました。20分で32匹とれたので、すぐに学校にもどりました。ほかには、ミナミヌマエビ約600匹、アメリカザリガニ1匹、シオカラトンボの幼虫5匹、ガガンボの幼虫3匹、カワニナ、タイワンシジミなどがとれ、アメリカザリガニとタイワンシジミは持って帰り、ほかはリリースしました。たくさんいて、だんだん寒くなって減っていたグッピーは、今日はとれませんでした。

参加者のようす

学校にもどったら暗くなってきたので、ろうかの電気をつけて、バケツに入ったミナミメダカをあみですくって水そうに入れました。次の朝、学校にくると1匹も死んでなくて、元気に泳いでいて安心しました。水そうを見にきてくれる人たちも「わ~メダカかわいい!」と、よろこんでくれてうれしかったです。これからも明石川や田中川のことをもっと知ってもらうために展示をしていきたいです。調査でも学校でも、みんな真剣にがんばっていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

寒くなってきて、田中川用水路の生き物全体が減っていると思いました。この用水路は、深い地下水路にもつながっているので、グッピーやほかの生き物も水温の高い地下水路に逃げこんでいるのかもしれません。これからも調査を続けます。水カビ病のお年寄りのタイリクバラタナゴは、ぼくの家で魚病薬を入れて飼います。

その他

報告担当:NR(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
わずか20分くらいでおめあてのメダカを32匹、そして、ミナミヌマエビ600匹を採集するとは、さすがは生きものさがしが上手ですね。やっぱりふだんから川での調査を続けてきたえているからでしょうね。
みなさんのまちを流れる川について、たくさんの人によりよく知ってもらう方法として、そこでくらしている生きものを学校で展示するのは、とてもいいことだと思います。川に入る機会がない人も、生きものを観察できることで、より川が身近に感じられますね。
グッピーは田中川に毎年出てきますか?定着しているのかどうか、続けて調査が必要ですね。
タイリクバラタナゴは4年も学校で飼っているのですね。責任をもってめんどうをみるのはりっぱです。水の中で生活する生きものについては、まだまだわからないことがいっぱいなので、病気のこともふくめて飼育して気づいたことはぜひ記録を残してほしいです。
これからも明石川と田中川にどんな生きものが出てくるのか、レポートを楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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