活動レポート

活動レポート

明石川下流~河口調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年11月09日

実施場所:

神戸市 明石川下流~明石市 明石川河口

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

干潮の時間にあわせて明石川下流~河口で、タモあみで2時間調査をしました。干潮の時しか行けない場所で、ヒナハゼの成魚47匹、ミナミメダカの成魚34匹、チチブの幼魚7匹、マハゼの成魚4匹、ミミズハゼの成魚3匹、シマイサキの幼魚3匹、コトヒキの幼魚1匹、ボラの成魚1匹、ニホンウナギの幼魚1匹、ゴクラクハゼの成魚1匹、マゴチの幼魚1匹、ウシガエルのオタマジャクシ1匹、アカミミガメの成体2匹、ミナミヌマエビ63匹、テナガエビ32匹、スジエビ2匹、サルエビ1匹、モクズガニ9匹、フタバカクガニ3匹、ケフサイソガニ2匹がとれました。外来種は駆除をして肥料のために持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。

参加者のようす

干潮の時間に川の中に入って、つつの中や石の下や砂の中やしげみの中をさぐって、下流~河口の生き物を真剣に探してとっていました。アクアリウムで明石川下流で初めてマゴチの幼魚がとれた時には、みんな興奮していました。あみの中のマゴチを見ながら「マハゼを上から踏んでつぶれたように平べったいね」「また図鑑が1ページ増えるね」「刺されるからさわれない」と、言っていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

環境省や兵庫県や神戸市の絶滅危惧種が、たくさんとれたのでうれしかったです。その一方で外来種もとれたので、これからも調査を続けていきたいです。

その他

報告担当:TK(小5)

玉一アクアリウムのTKさん、活動レポートをありがとうございました。
今回の調査は4人で2時間、たもあみで魚をつかまえたのですか。明石川の調査で初めてマゴチを記録できておめでとうございます。絶滅(ぜつめつ)のおそれがある魚もたくさんつかまって良かったですね。
明石川の水温もだいぶ冷たくなってきたことでしょう。カゼをひかないように、これからも楽しく調査を続けて活動レポートを送ってくださいね。待っています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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