活動レポート

活動レポート

櫨谷川調査と3年生櫨谷川探検の仕掛けの設置

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年10月09日

実施場所:

神戸市 明石川支川櫨谷川

参加メンバー&サポーター数:

11人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明日は玉津第一小学校3年生の秋の櫨谷川探検なので、櫨谷川調査を兼ねて川探検の時に引き上げる仕掛けの設置をしました。40分間の調査では、オイカワの幼魚~若魚90匹、ミナミメダカの幼魚~成魚2匹、カワヨシノボリの成魚1匹、ミナミヌマエビ約500匹、アメリカザリガニ1匹、モクズガニ1匹、ギンヤンマの幼虫14匹、シオカラトンボの幼虫7匹、ハグロトンボの幼虫2匹、イトトンボの幼虫1匹、ヒメミズカマキリの成虫1匹が捕れました。アメリカザリガニは、玉津第一小学校で飼っているオオクチバスの幼魚の口に入るサイズだったので餌用に持ち帰り、他は全てリリースしました。調査後、メンバー達は仕掛けの餌にブルーギルのあらを入れて、思い思いの茂みのある場所に設置していました。

参加者のようす

川に入ったり、川から上がったりする石畳の所に、苔が生えて滑りやすくなっているので、3年生の先生方と3年生が明日安全に活動出来るように、デッキブラシで苔をこすり落とすお手伝いをしました。久しぶりに活動に参加して、小学生の新しいアクアリウムのメンバーが何人もいて、かわいかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

明石川と同じように、明石川水系の櫨谷川でもオイカワやミナミヌマエビが増えて、それを食べる水生昆虫なども順調に増えているので、うれしいです。

その他

報告担当:NN(中2)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
櫨谷川探検と調査おつかれさまでした。10月9日の調査は半そでですが、10日の写真は寒そうですね。朝早くから活動だったから、ちょっとつらかったかな?
2日間とも、いろいろないきものがとれていますね。数ではオイカワやミナミヌマエビがとても多いですが、グループでみるとトンボ類の幼虫がいくつもでているのが目をひきます。櫨谷川には流れのはやい場所とゆるやかなところがあって、いろいろないきものがそれぞれの好きな環境で生活しているんだろうと想像できます。夏はきっと川のまわりにたくさんのトンボが飛んでいるのでしょう。トンボはほかの昆虫をつかまえて食べますから、川のまわりの自然ともつながっていますね。
モクズガニは海でそだって川をのぼってきますね。長い距離を移動しているのは、3年生にとってちょっとおどろきの話だったかもしれません。
外来種は全体をとおしてアメリカザリガニが1匹ということで、みなさんの活動の効果が出ているようですね。
これからも活動レポートを楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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