活動レポート

活動レポート

明石川中流調査と迂回型魚道調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年10月08日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川と明石川の堰の上下をつないでいる迂回型魚道の調査をしました。1時間で、オイカワの幼魚~成魚853匹、ミナミメダカの幼魚~成魚6匹、カマツカの幼魚2匹、クサガメの幼体1匹、ミナミヌマエビ1000匹以上、ヒラテテナガエビ3匹、アメリカザリガニ1匹、モクズガニ6匹、ギンヤンマの幼虫67匹、シオカラトンボの幼虫36匹、イトトンボの幼虫1匹、ヒメガムシの成虫8匹がとれました。アメリカザリガニは、ナーセリーの畑で肥料にするために持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。

参加者のようす

オイカワがたくさんいたので、オイカワばかり追いかけていたメンバーもいたけど、みんな集中して真剣に調査をしていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

明石川にも迂回型魚道にも、トンボの幼虫がたくさん増えていました。トンボの幼虫は、ミナミヌマエビやオイカワの幼魚を食べるので、ミナミヌマエビやオイカワが増えたから、それを食べるトンボの幼虫も増えたんだと思いました。

その他

報告担当:IK(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
1時間の調査でもこんなにたくさんの生き物が見つかるのですね。ミナミヌマエビが1000匹以上も取れるのもすごいですし、それをきちんと数えたこともすごいなと感じました。数えるのにも、結構時間がかかるのかなと思うのですが、どうなのでしょうか。
ヌマエビやオイカワの幼魚が増えてトンボの幼虫が増えたという考察はきょうみ深いです。生き物同士はみんな、つながりを持っていることを感じますね。トンボの幼虫が増えると増える生き物はいるでしょうか?考えてみるのもおもしろいと思いますよ。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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