活動レポート

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相生湾の生き物を探ろう! チリモン~海底生物調査

あいおい子ども里海クラブ (兵庫県)

活動日:

2019年09月15日

実施場所:

相生湾沖

参加メンバー&サポーター数:

32人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

相生湾周辺で獲れたチリメンモンスター調査をすることで稚魚を調査し、煮干しの解剖実験をすることで魚の体の構造を学び、船曳による底引き網調査をすることで、海底にいる魚を中心とした生物調査を実施し、どんな生き物がいるのか調査する。

参加者のようす

午前中は、チリモン調査を行いました。見たことがないような姿の稚魚やカニ、タツノオトシゴなどを選別した結果、20種以上の稚魚を見つける事が出来ました。また、合わせて煮干しの解剖を行い、体の仕組みを研究しました。午後からは船に乗り、沖合で操業している漁船に近づき、網上げの瞬間を見学、その日獲れた魚などを譲り受け、持ち帰り選別をし、相生湾沖の生き物の名前を調べました。

感想・気づいたこと・考えたこと

チリモン調査は、毎年7月の行っており、違う稚魚も見てみたい、というリクエストから9月に実施しましたが、稚魚の種類や数が減ったいることに気づきました。また、煮干しの解体では、耳石や脳、心臓と言った、小さな臓器までも観察でき、小さな生き物でも、人間と同じような構造だと改めて認識しました。底引き網では、思ったほど魚がおらず、漁師さんに聞くと、この時期は水温が高すぎて、もっと沖合に移動していると教えてもらいました。

その他

底引き網でとれた魚たちの名前を調べたあと、みんなで分けて持ち帰りました。チリモンたちの親の魚が獲れるかと楽しみにしていた参加者も居ましたが、獲れませんでした。なぜか漁師に訪ねていましたが、漁によって網が違うので、獲れる魚と獲れない魚が居るし、水温が高いので沖合に逃げている、と教えてもらっていました。季節によって魚は移動している、と知りました。

あいおい子ども里海クラブのみなさん、こんにちは!
相生湾の生き物調査、楽しそうですね。チリモンで調べるというのはとてもいいアイデアです。稚魚のいる場所と成魚のいる場所はちがっていますし、季節による水温の変化で自分たちに住みよい水温の場所(今回は深いところ)に移動するのですね。うでのよい漁師さんはその日の温度や風向きを考えて網(あみ)を入れる場所を変えるなど、いろいろな工夫をしています。網もとる魚によって変えるんですね。魚の気持ちが分かる漁師さんがよい漁師さんなのでしょうね。
みなさんも調査だけでなく、生き物の気持ちや魚の気持ちがわかるようになるといいですね^^
また報告してくださいね。
エコまる
あいおい子ども里海クラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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  • クラブ名あいおい子ども里海クラブ
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類自治体の募集

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