活動レポート

活動レポート

こも開きと冬鳥

武蔵野東小学校エコクラブ (東京都)

活動日:

2019年02月24日

実施場所:

都立 善福寺公園

参加メンバー&サポーター数:

25人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

 善福寺自然かんさつ会の皆さんのご指導のもと、善福寺公園で行われた「こも開きと冬の鳥」観察会に参加してきました。
 こも開きのこも(菰)とは、松の木につく害虫マツケムシ(成虫マツカレハの幼虫)をとりのけるために巻かれた藁(わら)で編んだむしろのことで、江戸時代の昔から行われているものだそうです。マツケムシは夏から秋にかけて松の葉を食べ、秋には幹を降りて樹皮の割れ目や落ち葉の中で冬を過ごします。春にはまた幹に登って葉を食べてしまうので、11月頃に幹の地上2mほどの高さにこもを巻きつけ、温かく過ごせる藁の中に潜んでいるマツケムシを退治するために、春先に開いて外すそうです。

参加者のようす

 善福寺公園に棲む昆虫類や冬鳥の観察をしました。一年中同じ地方に留まる留鳥と、季節に応じて移動する漂鳥の違いや特徴などについて教えていただきました。

感想・気づいたこと・考えたこと

 マツケムシ(マツカレハの幼虫)が9匹、ヤニサシガメが144匹、その他の昆虫が30匹、クモが116匹、全部で299匹の昆虫を観察することができました。

武蔵野東小学校エコクラブのみんな、「こも開きと冬鳥」の観察会の報告ありがとう!
冬に昆虫を観察するには、ちょっとした工夫が必要です。冬をこしている場所を見つけることは、そのひとつですね。こも開きの時にあわせて冬をこす昆虫を観察するのは、とても良いアイディアだと思います。今回は全部で300匹近い虫が観察できました。マツケムシの幼虫もしっかりとれていて、こもを巻いた成果もありました。観察会としては大成功ですね。
冬鳥の観察では、季節に応じて移動する鳥と、そこにとどまっている鳥がいることが分かりました。鳥の生き方も、多様性に富んでいますよね。
生きものを観察すると、種類ごとにその生き方があるのでおどろかされます。それぞれの生活の様子を知ることは、人と生きものがいっしょに生きていくのに大切な事ですね。これからも、いろいろな生きものとつきあってほしいと思います。
エコまる
武蔵野東小学校エコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名武蔵野東小学校エコクラブ
  • 所在地東京都
  • クラブの種類学校のクラブ

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