活動レポート

活動レポート

明石川水系のメダカの遺伝子型の結果

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年12月22日

実施場所:

神戸市 デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

2年前の7月19日にメダカの遺伝子型の研究をしている神戸女学院大学の横田先生たちと、明石川水系の櫨谷川のメダカの採集に協力しました。そして今年の12月に「ひょうご環境担い手サミット」で、横田先生から、「明石川水系に生息するメダカの遺伝子型分布および遺伝子的撹乱」という論文をいただきました。その中には、ぼくたちと一緒にとった二ツ屋の櫨谷川用水路のメダカ10匹は、どれも瀬戸内沿岸の遺伝子型で、昔からいる在来種とわかってとても安心しましたが、二ツ屋のすぐ近くの松本の水路でとれたメダカ1匹からは、瀬戸内沿岸の遺伝子型ではなく東日本の遺伝子型が出ていて、とても残念でした。この場所は、メダカの放流がおこなわれていた場所だそうです。

参加者のようす

さらに田中川でとったメダカ10匹のうちの1匹が、遺伝子型でヒメダカとの交雑だったこともわかり、おどろきました。東日本の遺伝子型のメダカも、ヒメダカと交雑したメダカも、見た目は昔から明石川水系にいる瀬戸内沿岸の遺伝子型のミナミメダカと同じなので、とても困ります。「瀬戸内沿岸の遺伝子型をもった在来種を守り遺伝子的かく乱をなるべくさけるために調査の時につかまえて記録をとったら、必ずすみやかに元のいた場所にリリースしようね。」と、メンバーで話し合いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

神戸女学院大学の研究結果で、「瀬戸内沿岸の遺伝子型」のメダカがいるとわかり、うれしかったです。見た目で区別ができないのが残念ですが、「瀬戸内沿岸の遺伝子型」のメダカが住みつづけることができるように自然を大切にしたいです。他の在来の魚も元の場所に、リリースしようと思いました。

その他

報告担当:KK(小6)

玉一アクアリウムのみんな、「明石川水系のメダカの遺伝子型の結果」の報告ありがとう!
結果としては、良かった面と悪かった面の両面がありました。在来種と分かる遺伝子型をもつメダカのが発見できて、安心しましたね。でも、外から持ちこまれたメダカも確認されたのは残念でした。
私たち大人にもせきにんはあるのですが、他の地域から運んできた生きものを放流することは、時に“良い行い”として、しょうかいされることがあります。良いことをしていると思っている人が多いので、取りしまりすることもむずかしい状たいです。国内外来種に関することや交雑(こうざつ:ほかの種類とまざりあうこと)のことを、もっともっと多くの人に知ってもらうことが求められます。私たち大人もがんばります。玉一アクアリウムのみなさんも、これまでつちかった自然に対する深い認識を、もっともっと大人にも知らせてあげてください。
今後、明石川水系でメダカにどのようなことが起こるのかは分かりませんが、私たちにできることを考えていくことは大切でね。「ハチドリのひとしずく」という本があります。ぜひ読んでみてください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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