活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年06月16日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

ナーセリーで4月17日に植えたキュウリができたので収かくしました。明石川に行く途中で田んぼのカブトエビを観察しました。調査は1時間30分で、オイカワの幼魚~若魚30匹、ナマズの幼魚(約3cm)18匹と成魚1匹、ゲンゴロウブナの幼魚2匹、オオクチバスの幼魚2匹、ブルーギルの幼魚1匹、ニゴイの幼魚1匹、アカミミガメの成体1匹、ミナミヌマエビ250匹、テナガエビ3匹、ヒラテテナガエビ1匹、スジエビ2匹、アメリカザリガニ1匹、ハグロトンボの幼虫14匹、コオニヤンマの幼虫1匹、コオイムシの幼虫~成虫3匹、ガガンボの幼虫1匹、ヒメガムシの成虫1匹がとれました。外来種は駆除をして食用やエサ用に持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。

参加者のようす

メンバーは、カブトエビの田んぼは去年1年間はホウレンソウなどの野菜畑だったので、カブトエビが心配だったけど、今年また田んぼにもどったら、ちゃんとカブトエビが復活していて、「カブトエビのたまごってすごいよな!」と話していました。調査では、かくれていたナマズの成魚をメンバー全員で追いこんでほかくしました。メンバーの意見で、かば焼きにして試食します。調査のあとは、ナーセリーで種から育てた神戸市絶滅危惧種のタコノアシの苗を河原の土手に植えました。いつもの年は、アクアリウムの夏のイベントで植えているけど、梅雨で雨が多くて苗が小さいうちに植えたほうが生育がいいかもしれないと思って、今年は両方をためしてみるつもりです。

感想・気づいたこと・考えたこと

ナマズがとれました。とるときに逃げないようみんなで追いこんだらうまくいったのでよかったです。かば焼きは、皮がとてもかみごたえがあっておいしかったです。

その他

報告担当:KN(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、報告ありがとう。
レポートで活動のようすがよくわかります。いいですね!生き物の種類がたくさんあるのもよくわかっていいね。写真の笑顔もとてもいいですよ★
レポートがわかりやすいのは、みんなの観察力と行動力がのびているからだと思います。見つけた生き物をざっと数えているのもすぐれた点です。ときどき自分たちでもレポートを見返して書いてあることや発見したことを評価してみよう。
さて、みんなのレベルがあがったところで最近の大雨による災害のニュースにも関心を持って明石川について考えてみてはどうだろう。明石川の水はどのくらいの量になったらあぶないのか、どこで他の川と合流するのか、どこのエリアが水があふれてきそうなのかなどを考えることは、自分たちのこれからの活動のためにもとても大事です。まずは安全第一!安全を考えることをしゅうかんにしよう。
今回の被災者にあいとうの気持ちを持ち、この災害で学んだことをむだにしないようにしていきたいね。ちょっとむずかしいかもしれないけど、みんなならきっとできるはず!期待しています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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