活動レポート

活動レポート

はるかさんのひまわりの支柱立てと明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年05月29日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

活動内容

4月17日に植えた「はるかさんのひまわり」が大きくなり、風でたおされないように支柱を立てて、ひもでくくりました。それからユスラウメの赤い実と白い実をつみとって食べました。さくらんぼみたいな味で、とてもおいしかったです。そのあと調査に行きました。40分間でオオクチバスの幼魚3匹、コウライモロコの成魚8匹、ギギの幼魚1匹、ニホンスッポンの幼体1匹、ミナミヌマエビ70匹、スジエビ18匹、テナガエビ8匹、ハグロトンボの幼虫2匹がとれました。オオクチバスの幼魚は駆除をして、からあげにするために持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。

参加者のようす

みんなで草のしげっているところをガサガサしたり、ダムのように水がたまっているところの下をガサガサして生き物をさがしました。最初のほうでスッポンがとれたので、かまれないようにしっぽのところのこうらのはしっこを交代で持って、みんなでこうらのプニプニ感を感じたり、カメとちがうところを観察しました。オオクチバスも駆除できてよかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

ぼくは、初めてニホンスッポンがとれてうれしかったです。オオクチバスの幼魚が3匹とれて駆除できてよかったです。「はるかさんのひまわり」を、風でたおれないように、支柱を立てるのをがんばりました

その他

報告担当 KY(小6)
※はるかさんのひまわりは、阪神淡路大震災のときに、小学6年生だったはるかさんが亡くなり、震災のあった夏にはるかさんが亡くなった場所からひまわりの花がさき、その種を「はるかさんのひまわり」とよんで毎年植え続けて大切に育てています。玉一アクアリウムも種をいただき、「防災プロジェクト~命の大切さを考える~」のテーマで毎年種をとり大切に育てています。

こんにちは、玉一アクアリウムのみなさん。日頃、活動しているようすがよく分かる報告をありがとう。いつも、楽しみにしているよ。
「はるかさんのひまわり」のことを報告してくれて、どうもありがとう。エコクラブのひとたちに「はるかさんのこと」、「阪神淡路大震災のこと」が伝わり、~命の大切さを考える~きっかけになるといいね。わたしも、このような活動があることを初めて知ったよ。
ハグロトンボの幼虫2匹もいたんだね、そういえば、ハグロトンボをこの頃あまり見かけなくなったのかな。うか(羽化)して飛んでいる姿が楽しみだよね。元気に飛んでいる姿が見られるといいね。
みんなで「こうら」のプニプニ感をさわって感じることができてよかったね。ところで、こんなこと考えたことはあるかな。『知っている』にもいろいろあるよ。本やパソコンで知識として知っていることも「知っている」だね。でも、みんなが知っているは、現物を見て、さわって、感じて「知っている」だね、すばらしいね。さらに、『知っている(感じた)』ことをことばで伝えていることはもっといいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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