活動レポート

活動レポート

浮くっちゃボトルを作って水難事故から身を守ろう

あっそ児童館エコクラブ (和歌山県)

活動日:

2017年06月24日

実施場所:

あっそ児童館~彦五郎公園(エフノカッテ)

参加メンバー&サポーター数:

17人

活動の分野:

  • ごみ・リサイクル ごみ・リサイクル

SDGs:

活動内容

2ℓのペットボトルで作る応急用救命代用具「浮くっちゃボトル」を製作しました。
上富田町には富田川が流れ、水に恵まれるかわりに水害による被害も多いです。何度も切れる堤防を守るため、自ら人柱になった「彦五郎伝説」も語り伝えられ、毎年慰霊祭も行われます。
彦五郎公園では、川べりで遊べますが、万が一溺れてしまった時に早く救助できるよう、公園内のカフェ「エフノカッテ」さんに「浮くっちゃボトル」を設置して頂きました。

参加者のようす

ペットボトルの塗装や、ひもの固定などは、子ども達には難しいため、大人で作業しました。子どもにお手伝いしてもらうところは少しでしたが、「命を守る道具」作りに、真剣に取り組んでいました。
また、この日は同時に「防さイスリュック」も製作しました。牛乳パックの中に災害時に役立つ物を詰めて、普段はイスや踏み台として使うことができます。いざ、避難が必要な時には、包んである服や手ぬぐいを利用して、リュックやバッグのように持ちやすく運ぶことができます。

感想・気づいたこと・考えたこと

このような道具は必要な場所に置かなければ意味がありません。快く設置を引き受けて下さった「エフノカッテ」さんに感謝です。
また、溺れた時の対処法も知っておく必要があると思います。ランドセルや靴は浮くので、身に付けたまま救助を待つこと、溺れている人を見つけたら、大声で大人に知らせ、助けに行くのではなく、身の周りの「浮く」物を見つけて投げてあげてください。プロを呼ぶなら119番です。
水難事故による死亡率は50パーセントと高く、発生場所は海、河川、用水路、湖、プールと続くそうです。「浮くっちゃボトル」が役に立つ時がきませんように。

その他

おまけ)「エフノカッテ」さんの隣は消防署でした…(救助のプロ)

あっそ児童館エコクラブのみなさん、報告ありがとう。
今回の活動は、安全につながるだけでなくリユースにもなっているね。素晴らしい!
ペットボトルを使った水難防止用具は「めんどうだ」、「かっこう悪い」などと言われがちですが、今回みんなの作った「浮くっちゃボトル」は、そういう心理的な壁もクリアするほどステキで、これならみんなにも使ってもらえそうです。廃棄物の利用の常識になるかもしれないね!
非常用具を牛乳パックに詰めておいて、ふだんは椅子として使うというアイデアもとても良いですね!!見た目がかっこう良く、また取り扱いもしやすければ、保管してもらう先もゴミを保管している気持ちになりません。みんなの工夫に脱帽です!
救命胴衣は高価だし、ちょっと大げさだと思って使わない人が多かったけれど、これなら身近なもので作れるし持ち歩きやすいね。
また、自分がおぼれたら助けに飛び込むのではなく、浮くものを投げてあげよう!というのもとても良い呼びかけだと思います。
みんなの活動、全国にぜひ広めたいものです。すばらしい報告、ありがとう。
エコまる
あっそ児童館エコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

54 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名あっそ児童館エコクラブ
  • 所在地和歌山県
  • クラブの種類児童館公民館

クラブ写真

ガラクタ工作から、SDGsまで広く楽しんでいます。
できるだけ大人が手を加えず、ヒントを出し過ぎず、子どものオリジナリティやアイデアを活かしていきたいと思っています。
エコと防災は繋がっているので、これからも関連ある企画を楽しみにしています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧