活動レポート

活動レポート

明石川下流~河口調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年11月05日

実施場所:

明石市 明石川下流~河口

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川下流から河口にかけて、ちょうど干潮だったので、タモ網で調査をしました。1時間30分で、ミナミメダカ22匹、ゲンゴロウブナの幼魚7匹、ブルーギルの幼魚3匹、ニホンウナギの幼魚1匹、モツゴ1匹、ゴクラクハゼの幼魚1匹、クサガメ1匹、ミナミヌマエビ60匹、テナガエビ8匹、スジエビ4匹、モクズガニ4匹、ケフサイソガニ1匹がとれました。ゲンゴロウブナとブルーギルは駆除をして食用や肥料用に持って帰りました。下流で大きなナマズの成魚を見つけて追い込みましたが、もう少しのところでとれなくて残念でした。

参加者のようす

台風で増水していたので、まだ少し水位が高かったです。川ぞいを自転車で走っている時まわりの草が全部たおれていて増水したときの水位がとてもあがっていたことが分かってメンバーもびっくりしていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ぼくはひさしぶりに調査に参加し、台風で前と川の流れがかわっていたり、景色がかわっていてびっくりした。気づいたことは、ゲンゴロウブナの幼魚やブルーギルの幼魚がわんどにたくさんいたから水の流れがある本流より流れのない所のほうがブルーギルやフナは、よくとれることが分かった。大きいナマズの成魚を見つけてねばり強くがんばったけど、とれなくて残念でした。

その他

報告担当 NA(中1)

玉一アクアリウムのみなさんへ
今回の調査は、下流から加工調査ですね。いつもと同じ生物とともに汽水域の生物も見つかっていますね。同じ種類の生き物でも生育場所によって違いもでてくる場合もあるので、そちらの観察報告もぜひ聞いてみたいです。
また、台風前と台風後での景色の違いも気がついたのですね。台風も川の生態系にとってはとても重要な変化です。環境を保全するということは、変化も認めて受け入れることでもありますから、こうした変化が出ている時には、より観測の目を光らせてみてください。
みなさんの観察力に期待しています★
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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